🇮🇹イタリア·一般公開

アンジェロ・ランベッリ植物園の熱帯温室(トゥシア大学)

ヴィテルボ、ラツィオ州

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2026年10月時点で出典を確認済み

「湿度80~85%に保たれる200 m²近い温室が、硫黄を含むブリカーメ温泉のそばの庭園にあります。」
年代
1993
様式
現代的な熱帯温室
規模
200 m²弱、高さ最大6 m
状況
一般公開中(大学の植物園)

トゥシア大学植物園の正式開園から2年後の1993年に建てられた熱帯温室は、ほぼ200 m²で、最大高さは6 mです。ラツィオ州、カリヴィット財団、大学の支援を受けて2009~2010年に改修され、湿度を80~85%、温度を15~32 °Cに保っています。ラン、ソテツ、イチジク類、浮遊性の水草、コーヒー、バナナ、ウツボカズラが熱帯林の植物のコレクションを構成し、ブリカーメ温泉の近くにある6 haの庭園の一角にあります。

見学の計画

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詳細解説 読了目安:約1分

歴史

アンジェロ・ランベッリ(Angelo Rambelli)の名を冠したトゥシア大学の植物園は、1985年に設立され、1991年に正式に開園しました。場所は、チミーニ丘陵のふもとのヴィテルボ平野で、サンタ・カテリーナ通り沿いです。敷地全体は約15 haで、そのうち6 haが庭園そのもの、9 haが、硫黄を含む温泉の湧く源泉であるブリカーメ公園(Bulicame)です。

熱帯温室が建てられたのは開園のわずか2年後の1993年で、熱帯林の植物に暖かく湿った避難場所を与えるためでした。2009~2010年には、ラツィオ州、カリヴィット財団(Carivit)、大学の拠出で改修されています。公式サイトには現在、これに並ぶ屋根つきの温室として、アストルフィ温室、シダ植物(pteridophyte)の温室、熱帯ラン温室、そして「砂漠の長老たち」(Patriarchs of the Desert)と呼ばれる温室が挙げられています。

展示にとどまらず、この植物園は教育、研究、啓発の活動を行い、生物系統分類学的な研究や順化試験も手がけています。熱帯温室は、高温多湿の地域の植物の生きたコレクションとして、学生にも一般の人にも公開されています。

建築と構造

熱帯温室は200 m²近い広さで、最大の高さは6 mです。設備は、暖かく湿った気候を一年中保てるように設計されており、気温は冬も15 °Cを下回らず、夏も32 °Cを超えません。噴霧装置が相対湿度を80~85%に保っています。同じ空間には、水面に浮かぶ水生植物も収められています。

2009~2010年の改修の対象は、1993年の建物でした。温室が建つ庭園は、敷地の温泉資源を活用しており、近くのヤシ園は、地下を流れる温泉水で温められています。アストルフィ温室、シダ植物の温室、熱帯ラン温室、「砂漠の長老たち」の温室とともに、熱帯温室は屋根つきの建造物群をなし、アフリカのオアシスからメキシコの砂漠、オーストラリアの亜熱帯植生、地中海の低木林まで、庭園の屋外での再現展示を補っています。

植物コレクション

コレクションには、熱帯林の植物が集められています。ランはスタンホペア・ティグリナ(Stanhopea tigrina)、アングレカム・ロンギカルカル(Angraecum longicalcar)、ファレノプシス(Phalaenopsis、コチョウラン類)が代表で、ソテツ類はディオオン・エデュレ(Dioon edule)、ディオオン・スピヌロスム(Dioon spinulosum)、ナンヨウソテツ(Cycas rumphii)です。イチジク属(Ficus)の幅の広さを示すものとして、カシワバゴムノキ(Ficus lyrata)、オオイタビ(Ficus pumila)、Ficus rubiginosa、Ficus salicifolia、Ficus umbonata があります。

浮遊性の水生植物のニシノオオアカウキクサ(Azolla filiculoides)、ホテイアオイ(Pontederia crassipes)、ボタンウキクサ(Pistia stratiotes)は、コショウの仲間の Piper geniculatum、バナナの仲間のバショウ(Musa basjoo)、コーヒー(Coffea arabica)、ワタ(Gossypium herbaceum)といった有用植物と並んで育っています。食虫植物のウツボカズラ類(Nepenthes)が展示を締めくくります。庭園のほかの温室は、シダ植物の温室のシダ類、熱帯ランの温室のラン、そしてカランコエ(Kalanchoe)やユーフォルビア(Euphorbia)など寒さに弱い多肉植物で、見学をさらに広げてくれます。

見学案内

植物園は、ヴィテルボのテルメ地区、ブリカーメの泉の近く、サンタ・カテリーナ通りにあります。熱帯温室は、最大の区画で樹木の原産地ごとに配置された樹木園、約200種のバラ園、薬用植物園、ヤシ園、再現された自然の生息環境を巡る見学路の一部です。

大学の植物園なので、開いているのは主に平日で、週末はイベントのときに限られます。出かける前にカレンダーを確かめるとよいでしょう。温室は15~32 °Cに保たれ、一年を通して暖かく湿っているため、どの季節にも見学できます。ヴィテルボの歴史的な中心部とも、無理なく組み合わせることができます。

インタラクティブな地球儀で見る

42.42° N, 12.07° E

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出典 (4)

  1. ortobotanico.unitus.it/collezioni/serra-tropicale/
  2. luoghi.italianbotanicalheritage.com/orto-botanico-delluniversita-della-tuscia/
  3. en.wikipedia.org/wiki/Orto_Botanico_dell%27Universit%C3%A0_della_Tuscia
  4. openstreetmap.org/relation/12624004
見学の計画

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