シエナ植物園のアンティカ・セッラ(旧温室)
シエナ、トスカーナ
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2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1875年
- 様式
- 19世紀の鉄と色ガラスの温室
- 規模
- 85 m²
- 状況
- 一般公開中(2024年12月に修復を終えて披露)
シエナ大学の植物園は、1856年からサンタゴスティーノ渓谷の現在地にあり、アンティカ・セッラは鉄の骨組みと色付きのガラスを持つ85 m²の温室で、大学自身の記録では1875年とされています。赤道直下の森林の植物を収め、この敷地で最も古い建物です。長年ガスで暖房されていましたが、2024年12月4日に披露された、モンテ・デイ・パスキ財団の資金援助を一部受けた工事で、電気式ヒートポンプと自動遮光装置が新たに備えられました。
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歴史
シエナでの薬用植物の栽培は、1588年からサンタ・マリア・デッラ・スカーラ病院で記録されています。大学の植物園は、大公の求めに応じてビアージョ・バルタリーニ(Biagio Bartalini)によって1784年に設けられました。1856年には、フィジオクリティチ学士院(Accademia dei Fisiocritici)から提供された土地に建つ、サンタゴスティーノ谷の現在の敷地へ移りました。
アッティリオ・タッシ(Attilio Tassi)の指揮のもとで進んだこの拡張期に、多くの植物が導入され、鉄と色ガラスの加温温室も造られました。これがアンティカ・セッラで、大学博物館システムのパネルは1875年のものとしています。参照した資料には、建築家も施工者も名が挙がっていません。
20世紀には、研究室と植物標本室のための2階建てのヴィラ(1910~1912年)が加わり、続いてテピダリウム(1977年)と、1996年に改築された小さなリモナイアが加わりました。それでもアンティカ・セッラは、庭園で最も古く、歴史的にも建築的にも最も価値のある建物であり続けています。
モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ財団(Let's Art)、大学内の募金(職員が1時間分の給与を寄付)、ロータリークラブ・シエナ、シエナ市、ピアニジャーニ・ロッタミ社の支援を受けた再整備と省エネルギーの事業は、約1年続き、2024年12月4日に発表されました。
建築と構造
アンティカ・セッラは、鉄骨と色ガラスでできた、約85 m²の加温温室です。入口の扉には黄色と青のガラスがはめ込まれ、石造の外周壁は、熱帯原産のつる性低木 Ficus pumila ですっかり覆われています。赤道地帯の森の雰囲気を再現するように造られています。
2024年の工事は、歴史的な外殻ではなく設備を対象としました。古いガス暖房は撤去され、ファンコイル式コンベクターにつないだ、消費電力が少なく高効率の電気ヒートポンプに替わりました。自動の遮光システムが、屋根のガラスを日射から守るようになり、展示台は、より多くの標本を載せられるように改装されました。
参照した資料には、高さ、屋根の形、金属の骨組みの細部は記されていません。
植物コレクション
アンティカ・セッラは庭園の赤道地帯の温室として使われ、世界各地の熱帯・異国の種が、熱帯雨林の暑さと湿気の中で展示されています。展示中の種は、資料には挙がっていません。また、季節ごとのテーマ展示や講演会の会場にもなり、異国の植物とその保全、生物多様性についての教育に力を入れています。
近くにあるテピダリウム(350 m²、1977年に建てられ、その後の数年で拡張されました)には、熱帯植物と、砂漠・半砂漠の環境の植物があります。38 m²の小さなリモナイアでは柑橘類が守られ、実験用の温室は研究と繁殖に使われています。
2.5 haの庭園には2,000種を超える植物があり、スクオーラ(薬用植物と食用植物)、パルコ、ロックガーデン、2000年につくられたシダの斜面、水辺の環境、そして古くからの品種の果樹・ブドウ・オリーブが育つ小さな谷であるポデーレに分けて配置されています。植物標本室には95,000点を超える標本が保存されています。
見学案内
温室は、シエナの城壁の内側、P. A. マッティオーリ通り4番(via P. A. Mattioli 4)にある大学植物園の中にあります。2.5 haの敷地はサンタゴスティーノ谷の傾斜した丘の斜面を占め、花壇、小さな池、林、岩場のあいだを、バリアフリーの小道が通っています。
温室、テピダリウム、主要な区画を見るには、1時間ほどで足ります。アンティカ・セッラで開かれる季節ごとの展示も、訪れる理由の一つになります。シダの斜面とポデーレは、生育期がいちばん快適です。庭園は城壁の内側にあるので、歴史地区の散策と簡単に組み合わせられます。
43.31° N, 11.33° E
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出典 (5)
- simus.unisi.it/pannelli/o1/
- fondazionemps.it/antica-serra-dellorto-botanico-delluniversita-di-siena-riqualificazione-e
- intoscana.it/it/riapre-lantica-serra-ottocentesca-nellorto-botanico-delluniversita-di-sien
- notiziarte.com/2018/10/23/alla-scoperta-dellorto-botanico-e-dellerbario-delluniversita-di-
- en.wikipedia.org/wiki/Orto_Botanico_dell%27Universit%C3%A0_di_Siena
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