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オークランド・ドメイン・ウィンターガーデン

オークランドのオークランド・ドメイン

オークランド・ドメイン・ウィンターガーデン, オークランドのオークランド・ドメイン
写真 : Andy king50 — CC BY-SA 3.0

2026年9月時点で出典を確認済み

「1913~14年の博覧会の収益で建てられ、ヘリテージ・ニュージーランドから、国内でこの種の温室として最も優れていると評価されています。」
年代
1921~1928年
建築家
ガンマー&フォード(ウィリアム・ヘンリー・ガンマー、チャールズ・レジナルド・フォード)
様式
アーツ・アンド・クラフツ様式、筒形ヴォールトの鉄とガラスの温室
規模
左右対称の温室2棟(温帯と熱帯)、囲まれた中庭、シダ園
状況
一般公開中。歴史的場所カテゴリー1(1989年)

1913~14年の産業・農業・鉱業博覧会を記念し、その収益を資金としてオークランド・ドメインに建てられたウィンターガーデンは、煉瓦の橋脚の上に載る筒形ヴォールトの鉄とガラスの温室二棟からなります。1921年10月12日に開館した暖房のない温帯植物室と、約28 °C に保たれ、1928年に中庭とともに完成した熱帯植物室です。設計はウィリアム・ヘンリー・ガンマーとチャールズ・レジナルド・フォードで、かつてのスコリア採石場に造られたシダ園が加わって完成しました。1989年から歴史的場所(カテゴリー1)に指定され、2021年から2023年にかけて修復されました。

見学の計画

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詳細解説 読了目安:約1分

歴史

オークランド・ドメインは、1841年に王室領として確保され、1844年に市民の憩いの場として捧げられた場所で、1913年12月1日から1914年4月18日まで、オークランド産業・農業・鉱業博覧会(Auckland Industrial, Agricultural and Mining Exhibition)の会場となりました。ヘリテージ・ニュージーランド(Heritage New Zealand)によると、この博覧会を記念するウィンターガーデン計画の原動力となったのは、博覧会とニュージーランド銀行の会長を務めたジョージ・エリオット(George Elliot)です。ドメインに関する Wikipedia の記事は彼をウィリアムと呼び、大理石の像と、複合施設を完成させるための資金を寄付したとしています。ガラス温室は、冬の散策の目的地を人々に提供するとともに、好ましくない人々のたまり場という評判のあった公園の品位を高めることをねらったものでした。

博覧会の収益4,000ポンドが、まず温帯植物室(クール・ハウス)の建設費にあてられ、建設は1916年から1921年にかけて行われました。礎石にはこの由来が記されており、温室は1921年10月12日にオークランド市民に引き渡されました。当初から計画されていた残りの部分は、1920年代後半まで待たなければなりませんでした。フレッチャー建設会社(Fletcher Construction Company)が1927~28年に、熱帯植物室、パーゴラ、中庭を19,500ポンドで建設し、費用の多くはオークランドの篤志家の寄付でまかなわれました。市長のジョージ・ベイルドン(George Baildon)が、完成した複合施設を1928年5月2日に開き、シダ園が1929~30年に続きました。

中庭には1945年に像が加えられ、池は1954年に造り替えられ、シダ園のパーゴラは1993~94年に再建されました。1989年9月21日に歴史的場所(カテゴリー1)に登録されたウィンターガーデンは、2021年から2023年にかけて、562万ニュージーランドドルをかけて再び修復されました。

オークランド・ドメイン・ウィンターガーデン, オークランドのオークランド・ドメイン — Display - Auckland Domain Winter Garden - Auckland, New Zealand.
Display - Auckland Domain Winter Garden - Auckland, New Zealand. · Daderot — CC0
オークランド・ドメイン・ウィンターガーデン, オークランドのオークランド・ドメイン — 5-piece panorama of the Hot House of the Winter Garden in Auckland Domain
5-piece panorama of the Hot House of the Winter Garden in Auckland Domain · Antilived — CC BY-SA 4.0

建築と構造

ウィンターガーデンは、厳密な左右対称を守っています。筒形ヴォールトで全面ガラス張り、鉄骨造の温室二棟が、舗装された囲まれた中庭をはさんで向かい合い、中庭は池を中心に、ジャラ材のパーゴラの列柱廊が縁取っています。主軸は入口からシダ園へと延び、シダ園は不整形の洞窟(グロット)風に扱われています。設計者のウィリアム・ヘンリー・ガンマー(William Henry Gummer)は、エドウィン・ラッチェンス(Edwin Lutyens)とダニエル・バーナム(Daniel Burnham)のもとで働いた経験があり、Wikipedia はこの複合施設を、アーツ・アンド・クラフツ運動と、ラッチェンスおよびガートルード・ジェキル(Gertrude Jekyll)の影響に結びつけています。

ヘリテージ・ニュージーランドは、その構造を詳しく説明しています。基礎は、鉄筋コンクリートの基礎盤の上に立てた煉瓦の杭です。控え壁のついた、一辺0.8 m の正方形の煉瓦のピアが、100 × 250 mm の鉄筋コンクリートのまぐさを支えています。まぐさは屋根のつなぎ材の役目を果たし、壁面の広い範囲をガラス張りにできるようにしています。ヴォールトは、3.3 m 間隔で架けた、せいが450 mm のリベット留めの鋼製ラチストラスでできています。装飾は主に構造そのものから生まれており、ラチストラス、円形窓のマリオン、屋根のランタンがそれにあたります。付加された装飾は、漆喰の台座、窓台、コーニス、煉瓦のピアの渦巻き形の柱頭、玄関ポーチの破風板の渦巻き形のレリーフに限られています。熱帯植物室は平均28 °C に暖房されているのに対し、温帯植物室は暖房されていません。

オークランド・ドメイン・ウィンターガーデン, オークランドのオークランド・ドメイン — The sunken courtyard pond and glasshouse at the Auckland Domain Wintergardens.
The sunken courtyard pond and glasshouse at the Auckland Domain Wintergardens. · lumoplank — CC0
オークランド・ドメイン・ウィンターガーデン, オークランドのオークランド・ドメイン — Auckland Domain Winter Garden - Auckland, New Zealand.
Auckland Domain Winter Garden - Auckland, New Zealand. · Daderot — CC0

植物コレクション

各温室は、植物の見せ方が異なるように設計されました。温帯植物室は、一年を通して花を見せるために造られ、外来種の鉢植えが置かれています。一方、熱帯植物室には、バナナやタビビトノキなどが常設で植えられています。シダ園はニュージーランドの植物にあてられ、一部の植物は、1926年に第1回ローダー・カップ(Loder Cup)を受けたコレクションに由来する可能性があります。このカップは、ニュージーランド園芸協会(New Zealand Institute of Horticulture)が、在来植物の栽培を奨励するために設けた賞です。ヘリテージ・ニュージーランドは、地元の種を重視するこの姿勢を、1920年代の意識の変化のしるしと見ています。

熱帯植物室は、ショクダイオオコンニャク(Amorphophallus titanum)でも知られています。2013年12月1日、ここはニュージーランドで初めてこの植物の開花が見られた場所となりました。巨大な花序をつけるまでに10年ほどかかることがあり、その花序は腐った肉のような臭いを放ちます。

オークランド・ドメイン・ウィンターガーデン, オークランドのオークランド・ドメイン — Lily pond in the Auckland Domain Wintergardens
Lily pond in the Auckland Domain Wintergardens · russellstreet — CC BY-SA 2.0
オークランド・ドメイン・ウィンターガーデン, オークランドのオークランド・ドメイン — Auckland Domain Wintergardens
Auckland Domain Wintergardens · Francesco Bini — CC BY-SA 4.0

見学案内

ウィンターガーデンは、オークランド・ドメインの中心部、火口の中央にある小さなスコリア丘プケカロア(Pukekaroa)の北側にあり、ウィンターガーデン・ロード(Wintergarden Road)沿いに建っています。複合施設はドメインのキオスクとアヒルの池を見下ろし、港と街を望みます。ガラス温室と池の間にあるキオスクには、カフェが入っています。

見学は、温帯植物室から中庭とその池を通り、熱帯植物室と奥のシダ園へと、自然な流れで進みます。ヘリテージ・ニュージーランドがこの複合施設と結びつけている、公園内のほかの歴史的建造物、つまり1912年の円形野外音楽堂と、火口の縁にあるオークランド戦争記念博物館(Auckland War Memorial Museum)にも、簡単に足を延ばせます。ヘリテージ・ニュージーランドはまた、これらの人気が高く、多くの人が訪れる建物が、市民から高く評価されていることにも触れています。

インタラクティブな地球儀で見る

36.86° S, 174.77° E

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出典 (5)

  1. heritage.org.nz/list-details/124/Domain%20Wintergardens
  2. en.wikipedia.org/wiki/Domain_Wintergardens
  3. en.wikipedia.org/wiki/Auckland_Domain
  4. en.wikipedia.org/wiki/Gummer_and_Ford
  5. openstreetmap.org/way/586399921
見学の計画

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