🇳🇿ニュージーランド·一般公開

ウィンターガーデン・グラスハウス

オタゴ地方ダニーデン、ダニーデン植物園

ウィンターガーデン・グラスハウス, オタゴ地方ダニーデン、ダニーデン植物園
写真 : Krzysztof Golik — CC BY-SA 4.0

2026年9月時点で出典を確認済み

「1906年に提案され、1908年に開館したこの温室は、ヘリテージ・ニュージーランドによれば、オーストララシアで最初に造られたウィンターガーデンです。」
年代
1907~1908年
建築家
マッケンジー・アンド・モンクール社(プランはデイヴィッド・タノックの指揮で作成)
様式
暖房付きのエドワード朝様式のガラス温室
規模
当初の中央棟は15.25 × 12.2 m、高さ9.15 mで、両側に翼棟が二つ
状況
一般公開中。歴史的場所カテゴリー2(1986年)

ダニーデン植物園の園長デイヴィッド・タノックが1906年に提案したこのウィンターガーデンは、ヘリテージ・ニュージーランドによって、オーストララシア初の同種の施設と評されています。マッケンジー・アンド・モンクール社が計画し、最終的にロバート・グレンディニングが市に寄贈して、1908年10月3日に、高さ9.15 mの中央棟を含む三つの部屋で開館しました。9つの区画になるまで拡張され、1989~1992年に修復、2018~2019年に改装されたこの温室は、熱帯・亜熱帯・砂漠の植物を守り、1986年からニュージーランド遺産リストのカテゴリー2に登録されています。

見学の計画

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詳細解説 読了目安:約1分

歴史

ダニーデン植物園はニュージーランド最古の植物園で、1863年にオタゴ州政府が設立しました。1868年2月の洪水で壊滅的な被害を受けたのち、1869年にタウン・ベルトの北端にある現在地へ移りました。1906年に、その園長だったデイヴィッド・タノック(David Tannock)が、ここにウィンターガーデンを建てることを提案しました。ヘリテージ・ニュージーランド(Heritage New Zealand)によれば、これはオーストララシア初のものです。

計画はタノックの指揮のもとで、マッケンジー・アンド・モンクール社(McKenzie & Moncur Ltd)が作成しました。1907年3月に市議会は最初の区画のために318ポンドを可決し、契約はヘンダーソン・アンド・バークレー社(Henderson & Barclay)が獲得しました。7月には、ロバート・グレンディニング(Robert Glendining)が建設費を負担すると発表されました。彼は建築家のウェールズ(Wales)、タノック、自身の庭師、そして自身の請負業者であるG・シンプソン社(G. Simpson & Co.)を連れてきたため、計画が変更された可能性があります。完成した建物には3,700ポンドがかかり、1908年10月3日に市長によって開館されました。ダニーデンに新しく開通した路面電車網にも助けられて、連日何百人もが訪れました。

その後、施設は段階的に拡張されました。1912年にラン温室、1915年に新しいボイラー、1918年に寄贈された温室2棟、1926年にニュージーランド・南海博覧会(New Zealand & South Seas Exhibition)から引き継いだシダ園と水族館、1937年にチングフォードから移築された温室、1941年に建て直されたラン温室、1962年に新しいシダ園が加わりました。1970年代以降に傷みがひどくなったウィンターガーデンは、1989年から、市の建築官ロバート・トング(Robert Tongue)の承認のもとで修復されました。工事は1991年11月に終わり、公式の再開は1992年2月29日でした。その後さらに591,000ニュージーランドドルをかけた改装が行われ、登録簿の概要では2018年、建設の年表では2019年とされています。建物は、1986年9月25日からニュージーランド遺産リストのカテゴリー2の歴史的場所となっています。

ウィンターガーデン・グラスハウス, オタゴ地方ダニーデン、ダニーデン植物園 — Winter Garden Glasshouse, Dunedin, New Zealand.
Winter Garden Glasshouse, Dunedin, New Zealand. · Daderot — CC0
ウィンターガーデン・グラスハウス, オタゴ地方ダニーデン、ダニーデン植物園 — Dunedin Botanic Garden. Glasshouse
Dunedin Botanic Garden. Glasshouse · Krzysztof Ziarnek, Kenraiz — CC BY-SA 4.0

建築と構造

開館当時のウィンターガーデンは、一列に並んだ三つの部屋で構成されていました。西側には、15.25 × 6.4 mの切妻屋根の翼棟があり、花を咲かせる植物にあてられていました。中央には、はるかに背の高い正方形の棟が建ち、15.25 × 12.2 m、高さ9.15 mで、大型の熱帯植物のために設計されました。東側の切妻屋根の翼棟には、実をつける亜熱帯植物が置かれました。ウィキペディアはこの建物を暖房付きのエドワード朝様式のガラス温室と説明しており、1915年にはすでに新しいボイラーが設置されていました。

その後の増築で、平面は広がりました。1912年のラン温室は約18 × 7 mで、熱帯区画と冷涼区画に分けられ、1918年の温室2棟は9.15 × 6.1 mと18.3 × 6.1 mでした。施設は最終的に、温室2棟、パームハウス、熱帯温室、スイレン温室、ラン温室2棟、シダ園、多肉植物温室の9つの区画からなるようになりました。のちの増築部分の多くは何十年かの間に撤去され、1989~1992年の修復によって、建物はほぼ当初の設計に戻りました。2018~2019年の工事では、ガラスが取り替えられ、窓枠、扉、金属構造が補修され、換気ルーバーの機械式制御が改良されました。

ウィンターガーデン・グラスハウス, オタゴ地方ダニーデン、ダニーデン植物園 — Parodia gracilis (synonym of Parodia procera) flowering
Parodia gracilis (synonym of Parodia procera) flowering · Pseudopanax — Public domain
ウィンターガーデン・グラスハウス, オタゴ地方ダニーデン、ダニーデン植物園 — Dunedin Botanic Gardens in 2008, looking west across the duckpond, Dunedin, New Zealand.
Dunedin Botanic Gardens in 2008, looking west across the duckpond, Dunedin, New Zealand. · Benchill — Public domain

植物コレクション

当初の植栽は、三つの部屋の配置に沿っていました。西側に花の咲く植物、中央の棟に背の高い熱帯植物、東側に実をつける亜熱帯の種です。最初の植物は現地で増殖したり、ほかの庭園から集めたり、市民から寄贈されたりしたものでした。専門の温室が加わるにつれて、ヤシ、スイレン、熱帯性と冷涼性のラン、シダ、多肉植物へと幅が広がりました。

現在、この温室では熱帯、亜熱帯、砂漠の植物が並んで展示されています。最も有名な株は、2008年に入手されたショクダイオオコンニャク(Amorphophallus titanum)です。2018年の初開花には約10,000人が訪れ、行列は通りまで延びました。2021年1月には早くも再び開花しており、異例の短い間隔でした。開花は1回につき36~48時間しか続きません。その間に花序が熱を帯び、受粉を担う虫を引き寄せる腐肉のにおいを放ちます。

見学案内

ウィンターガーデンは、ダニーデン植物園の最も低い部分である下の庭園の平地にあります。ダニーデン中心部の北端で、オタゴ大学の近くです。28 haのこの庭園は2010年に「国際的に重要な庭園(Garden of International Significance)」に位置づけられ、ヘリテージ・ニュージーランドによると、ニュージーランド・ガーデンズ・トラストの6つ星の評価は2021年に更新されました。

温室の周囲には、バラ園、ハーブ園、アヒルの池、子どもの遊び場、1914年築の野外音楽堂(サウンド・シェル。それ自体も登録された歴史的場所です)、そして小樽との姉妹都市関係を記念する日本庭園があります。肌寒い日には、暖房のきいた温室が、上の庭園へ登る前に休める場所になります。上の庭園には、地理別の植物コレクション、小さな鳥舎、ニュージーランド原産植物のコレクション、そして広大なシャクナゲの谷があります。

インタラクティブな地球儀で見る

45.86° S, 170.52° E

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出典 (6)

  1. dunedinbotanicgarden.co.nz/
  2. heritage.org.nz/list-details/4733/Winter%20Gardens%20(original%20portion)
  3. en.wikipedia.org/wiki/Dunedin_Botanic_Garden
  4. rnz.co.nz/news/national/434570/corpse-flower-bloom-smell-of-rot-livens-up-dunedin-botanic-
  5. wikidata.org/wiki/Q79311154
  6. openstreetmap.org/way/224963037
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