🇳🇿ニュージーランド·改修のため閉鎖中

レディ・ノーウッド・ベゴニア・ハウス

ウェリントンのウェリントン植物園

レディ・ノーウッド・ベゴニア・ハウス, ウェリントンのウェリントン植物園
写真 : Daderot — CC0

2026年10月時点で出典を確認済み

「開館時には南半球全体で最大の温室と称され、現在は修復が進められています。」
年代
1960
建築家
エドワード・ハット
様式
戦後のモダニズムの温室
規模
1960年の開館時には南半球最大の温室
状況
市議会が2025年に保存を決議したのち、2026年1月から修復のため閉鎖(再開は2027年5月の予定)

レディ・ノーウッドの20,000ポンドの寄付で建てられたこの温室は、庭園長エドワード・ハットのもと、1960年に開館し、当時は南半球最大の温室となりました。1981年にティールームが加わり、1989年にはスイレンの池を持つ熱帯エリアが加わり、2013年には耐震補強を受けました。2024年の冬の嵐で被害を受け、現在はガラスのひび割れに悩まされており、ウェリントン市議会が取り壊しを検討しましたが、市議会は2025年に最終的に保存を決議し、2026年1月から修復のため閉鎖されています。

見学の計画

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詳細解説 読了目安:約1分

歴史

ベゴニア・ハウスは、ノーウッド家と深く結びついています。1949年、ウェリントンの元市長夫人(mayoress)だったレディ・ノーウッド(Lady Norwood)が、新しいベゴニア温室の計画のために300ポンドを寄付しました。彼女の名を冠した隣のバラ園は、ワイピロ川(Waipiro Stream)がかつて流れていた谷を埋め立てた場所に、1950年から1953年にかけて造られました。温室そのものは、この市の元市長であるサー・チャールズ・ノーウッド(Sir Charles Norwood)の2万ポンドの寄付で、1960年に開館しました。当時は南半球で最大の温室でした。

その後、建物は変化していきました。ノーウッド家は1970年代と1980年代に造園費用を負担し、1981年に東翼にカフェが加えられ、1989年には、大きなスイレンの池を収めるために西翼が拡張されました。

2024年11月、ウェリントン市議会は、安全上の懸念を理由に、取り壊しを検討していると発表しました。反対運動は強く、ウェリントン植物園友の会(Friends of Wellington Botanic Gardens)は2025年2月2日に150人を超える座り込みを行い、有効署名8,730筆の請願を集めました。2025年2月に市議会は建物を救う道を開き、2025年5月には、1100万ニュージーランド・ドルの予算による「最小限(do-minimum)」の改修を可決しました。工事を進めるため、熱帯側は2025年11月1日に、建物全体は2026年1月に閉鎖されました。

レディ・ノーウッド・ベゴニア・ハウス, ウェリントンのウェリントン植物園 — Begonia House in Wellington Botanic Garden
Begonia House in Wellington Botanic Garden · Pseudopanax — Public domain
レディ・ノーウッド・ベゴニア・ハウス, ウェリントンのウェリントン植物園 — The Lady Norwood Rose Garden ata Wellington Botanic Garden
The Lady Norwood Rose Garden ata Wellington Botanic Garden · Panamitsu — CC BY-SA 4.0

建築と構造

ベゴニア・ハウスは、熱帯と温帯の二つのガラス張りの翼が、中央のアトリウムでつながった構成です。レディ・ノーウッド・バラ園(Lady Norwood Rose Garden)の南側に接しており、バラ園は110のバラの花壇が噴水を中心に同心円状に配され、つるバラを這わせた列柱廊(コロネード)に囲まれているため、温室とバラ園は一つのまとまりをなしています。

東翼には1981年からカフェがあり、1989年に拡張された西翼には、スイレンと魚のいる池があります。長い年月のあいだに、窓の不具合で自然換気がうまく働かなくなり、夏は暑すぎ、冬は寒すぎる状態になりました。改修では、ガラスの全面交換、構造の修理、そして暖房、換気、冷房、灌漑、電気設備の更新が行われます。

レディ・ノーウッド・ベゴニア・ハウス, ウェリントンのウェリントン植物園 — Overseer's House, Wellington Botanic Garden. In the foreground is the Begonia House.
Overseer's House, Wellington Botanic Garden. In the foreground is the Begonia House. · Tom Ackroyd — CC BY-SA 4.0
レディ・ノーウッド・ベゴニア・ハウス, ウェリントンのウェリントン植物園 — Water lily in the Begonia House, Wellington Botanic Garden (New Zealand)
Water lily in the Begonia House, Wellington Botanic Garden (New Zealand) · Arnhemcr — CC0

植物コレクション

二つの翼では、世界各地の熱帯・温帯の植物が展示されています。ラン、ベゴニア、シクラメン、シダ、着生植物のほか、西翼の池のスイレンと魚もあります。温室は教育的な役割も果たしています。

2025年10月、閉鎖の直前に、ブードゥー・リリー(voodoo lily)2株が7年ぶりに開花し、腐肉のにおいを体験したい来園者を引きつけました。工事の間、園芸チームは植物の数と大きさを減らし、株を植物園とベルハンポア(Berhampore)の苗圃に分けて移し、幅広く興味深いコレクションを保つことを目指しています。

レディ・ノーウッド・ベゴニア・ハウス, ウェリントンのウェリントン植物園 — レディ・ノーウッド・ベゴニア・ハウス — 5枚目
レディ・ノーウッド・ベゴニア・ハウス — 5枚目 · 阿橋 HQ — CC BY-SA 2.0
レディ・ノーウッド・ベゴニア・ハウス, ウェリントンのウェリントン植物園 — Streptocarpella in a hanging basket - at Wellington Botanic Gardens, New Zealand
Streptocarpella in a hanging basket - at Wellington Botanic Gardens, New Zealand · Nzfauna — CC BY-SA 3.0

見学案内

ベゴニア・ハウスは、ソーンドンとケルバーンのあいだの谷にある25 haの庭園、ウェリントン植物園(Wellington Botanic Garden ki Paekākā)にあり、たとえばウェリントン・ケーブルカーの山頂駅から行くことができます。2026年現在、温室は改修のため閉鎖されています。隣のレディ・ノーウッド・バラ園は、園のこの一角の主な見どころであり続けており、11月から4月に花を咲かせ、2015年に世界バラ協会連合(World Federation of Rose Societies)の「Garden of Excellence」賞を受けました。 ウェリントン市(2026年1月)によると、予算1,100万ニュージーランド・ドルの工事は2027年3月に完了する予定で、温室は2027年5月に再開する見込みです。

インタラクティブな地球儀で見る

41.28° S, 174.77° E

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出典 (7)

  1. rnz.co.nz/news/national/575304/restoration-of-wellington-s-begonia-house-to-start-next-mon
  2. rnz.co.nz/news/national/562087/begonia-house-reprieve-celebrated-by-friends-of-the-welling
  3. rnz.co.nz/search/results?q=Begonia+House
  4. en.wikipedia.org/wiki/Wellington_Botanic_Garden
  5. wellington.govt.nz/news-and-events/news-and-information/our-wellington/2026/01/begonia-hou
  6. wellington.govt.nz/news-and-events/news-and-information/our-wellington/2025/10/begonia-hou
  7. wellingtongardens.nz/news
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