オリヴァ公園のパームハウス(Palmiarnia Parku Oliwskiego)
ポモージェ県グダンスク(オリヴァ)

2026年9月時点で出典を確認済み
- 年代
- 18世紀のオランジェリー。円形ホールは2022年に開館
- 建築家
- RYSYアーキテクツ(円形ホールと改修、設計は2016~2019年)
- 様式
- 修復されたバロック様式のオランジェリーと、現代的なガラスの円形ホール
- 規模
- 円形ホール:高さ24 m、直径17 m(204 m²)、オランジェリー:705 m²
- 状況
- 2022年3月19日から一般公開
かつてシトー会修道院の庭園だったオリヴァ公園では、18世紀のオランジェリーが、何世紀もかけてパームハウスに変えられました。樹齢180年近いナツメヤシが屋根を突き破ったため、RYSYアーキテクツの計画によって、高さ24メートルのガラスの円形ホールが加えられ、オランジェリー自体は修復されました。2017年に始まった工事は、約2400万ズウォティの費用で、2022年3月19日の再開で終わりました。約1,000株の植物が展示されており、ナツメヤシ自体は建設工事の最中に枯れてしまいました。
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歴史
11.3 haのオリヴァ公園は、かつてのシトー会修道院の庭園です。そのバロック様式の部分は、1754~1756年に修道院長ヤツェク・リビンスキ(Jacek Rybiński)が整備したもので、仕事はヴィラヌフ出身の庭師カジミェシュ・デンビンスキ(Kazimierz Dębiński)に任されました。グダンスク市は、公園の東の端にすでに1734年ごろオランジェリーがあったと述べています。別の資料は、これを1750年代の修道院長による改修と結びつけており、成立の時期は定かではありません。公園は1926年に一般に開放され、1946年に文化財台帳に登録されました。
建物は19世紀に二度増築されました。1899年から1929年にかけて、オランジェリーは、アルピナリウム(高山植物園)の近くで、小さなパームハウスを備えた温室に改造されました。1946年に植物の順化施設が、1952~1956年に植物園が設けられたのち、現代的な施設が1956年に開館し、とくに1984年をはじめ、何度か改良されました。
地面に直接植えられたナツメヤシは、その周りに構造物が建てられましたが、2013年には17メートル近くに達し、天井のガラスを割りました。2016~2019年に設計された改造計画は、新しい円形ホールの建設とオランジェリーの修復を求めていました。工事は2017年に始まり、2019年7月に施工業者が交代し、パームハウスは2022年3月19日に、総額約2,400万ズウォティで再開しました。2021年12月に撤去されたヤシは、工事の長さに耐えられませんでした。


建築と構造
施設は、円形ホール、修復されたオランジェリー、技術・厚生棟(114 m²、2019年7月に引き渡し)、ガラス温室の四つの建物をまとめています。円形ホールは、少しねじれたガラスの円筒で、高さは24メートルを超え、直径は17メートル、面積は204 m²、容積は4,280 m³ です。この高さは、ヤシを収めるため、設計の途中で19メートルから24メートル超へと引き上げられたもので、地区計画の25メートルの制限内にあります。大きさの異なる420枚のガラスでできており、最大のものは約2.6 m² で、特注の1,400か所の吊り点で支えられています。反射ガラスが樹冠を映し、ドームには自動の換気口と空調があります。風荷重の調査は、グダンスク工科大学が行いました。
修復されたオランジェリーは、面積705 m²、容積3,190 m³ で、南側の部分は18世紀半ばのもので、マンサード屋根を持ちます。施工業者カマロ(Kamaro)が780万ズウォティで行った改修では、屋根の開口部が撤去され、窓とエレベーターが加えられ、元の通路が再び開かれました。建築家たちは、1本の木のための家という垂直の形と、オランジェリーの水平の形をつなぎ合わせようとしました。

植物コレクション
再開時のパームハウスには、約1,000株の外来植物が展示され、200株は以前のコレクションから、800株は新たに取得したものでした。来園者は、ヤシ、バナナ、アラウカリア、フィロデンドロン、サボテン、アロエ、リュウゼツラン、イチジク、ソテツ類、ランを、木生シダやエンセーテ(アビシニアバナナ)とともに見ることができます。オーストラリアの森林原産のアラウカリアは、館内で最大の植物です。ランは水と岩の景観の中に展示されており、内装と植物の展示は、ミハウ・カチマルチク(Michał Kaczmarczyk)とヨアンナ・ボグダノヴィチ(Joanna Bogdanowicz)が設計しました。
樹齢180年近いナツメヤシは、この種の栽培されている標本としてはヨーロッパ最古とされ、衰えたため2021年12月に撤去されました。再開後には、同じ種の若いヤシが導入されました。
見学案内
パームハウスはオリヴァ公園の中、修道院長ヤツェク・リビンスキ通り(Opata Jacka Rybińskiego)とグルンヴァルツカ大通り(Grunwaldzka)の間にあり、入口は隣のカフェを通ります。円形ホールとオランジェリーを見るのに1時間ほどかかり、公園も歩くならもっと長くなります。公園の1754~1756年のバロック様式の部分は、18世紀末に加えられた英中折衷風の区画と隣り合っています。
オリヴァ大聖堂は約200メートル、ヘヴェリアヌム(Hevelianum)は約2キロメートルの距離にあります。1926年から一般に開放されている公園には2,000本を超える木があり、庭園と修道院の界隈の間を、のんびりと長く散歩するのに向いています。
54.41° N, 18.56° E
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出典 (8)
- architektura.muratorplus.pl/konkursy/zycie-w-architekturze-2025-palmiarnia-w-gdansku-oliwi
- architektura.muratorplus.pl/realizacje/szklany-dom-dla-jednego-drzewa-palma-przebila-dach-
- gdansk.pl/wiadomosci/Nietypowa-24-metrowa-rotunda-w-Parku-Oliwskim-Remont-palmiarni-dobieg
- gdansk.pl/wiadomosci/Palmiarnia-w-Parku-Oliwskim-Czas-na-rewitalizacje-zabytkowego-budynku
- zawszepomorze.pl/artykul/2276,tysiac-roslin-z-roznych-zakatkow-swiata-czyli-oliwska-palmia
- trojmiasto.pl/Palmiarnia-w-Parku-Oliwskim-o51211.html
- trojmiasto.pl/wiadomosci/Oliwska-palma-przerosla-swoja-oranzerie-i-uszkodzila-jej-dach-n65
- e-turysta.pl/atrakcje/muzea/palmiarnia-parku-oliwskiego.html
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