コノピシュチェ城のバラ園の温室群(ルージョヴァー・ザフラダ)
中央ボヘミア州ベネショフ、コノピシュチェ

2026年10月時点で出典を確認済み
- 様式
- 一部に組積造を含むガラス張りの温室で、フランス式のバラ園の上端に建つ
- 規模
- 約1,200 m²
- 状況
- 4月から10月の季節に一般公開。1995~2000年に再建
かつてフランツ・フェルディナント・デステ大公の居城だったコノピシュチェ城のバラ園の上端に、約1,200 m²の温室があり、亜熱帯の植物を三つの区画に分けて守っています。ヤシの区画、シダに囲まれた魚とカメの池、そしてサボテン、盆栽、ブロメリア類の区画です。ヤシは大公の求めで植えられました。ガラス温室は1995年から2000年にかけて再建されたのち、一般に公開されました。季節中は、約30分の城のツアーで見学できます。
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歴史
コノピシュチェはもともとゴシック様式の要塞で、1887年に、のちにオーストリア=ハンガリー帝国の皇位継承者となるフランツ・フェルディナント・デステ大公(Franz Ferdinand d'Este)の所有となりました。大公は、妻でチェコ人の女伯爵ゾフィー・ホテク(Sophie Chotek)、3人の子どもとともにここで暮らしました。大公は広大な風景式庭園をつくらせ、チェコ語版ウィキペディアによると、その主な作り手は、ウィーンの造園家メスマー(Mösmer)と、プラハの王室狩猟園(Královská obora)の庭師長だったカレル・ロズィーネク(Karel Rozínek)でした。
バラ園と温室は、いくつかの記述によれば、以前のバロック庭園の跡地に置かれました。城の公式サイトはバラ園を大公による「1900年ごろ」の事業としていますが、チェコ語版ウィキペディアは1906~1913年としています。英語版ウィキペディアによれば、1914年6月に、フランツ・フェルディナントはヴィルヘルム2世(Wilhelm II)を自分のバラを見に招きました。参照した資料には、温室の正確な年代も設計者の名前もありませんが、大公がここに植えさせたヤシが今も育っていると伝えています。
第二次世界大戦後、バラ園の植栽は荒れて大きく傷み、庭園は1960年代に、ボフミル・カフカ(Bohumil Kavka)とミラダ・オパトルナー(Milada Opatrná)の設計で全面的につくり直されました。温室は1995年から2000年にかけて再建されました。観光ポータルはこの再建を長く費用のかかったものと呼んでいます。2000年に一般公開されました。


建築と構造
温室はバラ園の上部、パルテールの上に位置し、チェコ語版ウィキペディアによれば面積は1,200 m²で、バラ園と領地全体のための植物を育てています。メンデル大学園芸学部(レドニツェ)が、文化省の事業のために2021年に実施したチェコの歴史的なオランジェリーとガラス温室の調査では、これを温室そのもの(タイプ4:少なくとも1面の壁と屋根がガラス張り)に分類しています。そこでは、ファサードが中央部と両翼で区別される独立した建物と説明され、「改変あり」(upravená)とされています。これは、もとの構造の主要部は保存または適切に修復されているものの、現在の用途に合わせる過程でいくつかの細部が失われた、という意味です。調査はさらに、組積造の部分がかなりの割合を占めることを指摘し、この構造物が国の文化記念物の一部をなすと述べています。
内部は三つの部分に分かれています。外では、建物をシナフジが取り巻き、農場の建物とカフェがあります。バラ園そのものは約5 haで、囲われています。入口は「労働」と「科学」の寓意像で飾られたネオ・バロック様式の門で、フランス式のパルテールには高さ9 mのルクレティア(Lucretia)像がそびえています。参照した資料には、1995~2000年に再建されたガラス温室の骨組みも素材も記されていません。
植物コレクション
温室には、熱を好む植物と亜熱帯の植物が、三つの区画に分けて置かれています。最初の区画はヤシで、フランツ・フェルディナントが植えさせたものが今も育っています。二つ目は魚とカメのいる池で、周りをシダが囲んでいます。三つ目はサボテン、盆栽、ブロメリア類にあてられています。ランや柑橘類、バナナの木もあります。チェコ語版ウィキペディアによれば、ランと小さな魚の池のあるエキゾチックな区画が、来園者に開かれた有料部分で、温室全体はバラ園と領地に植物を供給しています。
バラ園には当初、最大で200の品種と種のバラがあり、その大半はシュラブローズでした。ほかに、縁を高山植物園で囲んだ睡蓮の池もあります。参照した資料には、ヤシの種名が挙げられていません。
見学案内
温室はバラ園のいちばん上にあり、バラ園へはネオ・バロック様式の門から入ります。観光列車が止まるのもこの門です。庭園は温室を除いて自由に入れます。城の「温室つきバラ園」コースは約30分で、定員は30人までです。開館は4月から10月の季節制で、城のサイトに冬の期間は記載がありません。2025年のプログラムでは、4月から10月まで隔週水曜日に、予約制で、ライトアップされた温室の夕方のツアーが行われました。
城、公園の教育的な散策路、クマの飼育場と組み合わせて回れます。
49.78° N, 14.66° E
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出典 (8)
- zamek-konopiste.cz/cs/informace-pro-navstevniky/prohlidkove-okruhy/90187-ruzova-zahrada-se
- zamek-konopiste.cz/cs/informace-pro-navstevniky/prohlidkove-okruhy/ruzova-zahrada
- zamek-konopiste.cz/cs/akce/11822-vecerni-prohlidky-skleniku-v-ruzove-zahrade
- cs.wikipedia.org/wiki/Růžová_zahrada_(Konopiště)
- cs.wikipedia.org/wiki/Zámek_Konopiště
- en.wikipedia.org/wiki/Konopiště_Castle
- vylety-zabava.cz/muzea-vystavy-atrakce/stredni-cechy/699-sklenik-v-ruzove-zahrade-konopist
- ubz.zf.mendelu.cz/wcd/w-zf-ubz/projekty/naki-dg18p02ovv007/nmap-historicke-oranzerie/nmap0
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