スカイ・ガーデン(フェンチャーチ・ストリート20番地)
ロンドン、シティ・オブ・ロンドン

2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 2015
- 建築家
- ラファエル・ヴィニオリ(タワー)、ギレスピーズ(ランドスケープ)
- 様式
- ネオ・フューチャリズムの超高層ビルの頂部、アーチ形のガラスの冠の下にある公共庭園
- 規模
- 高さ160 mのタワーの最上部の3層
- 状況
- 毎日開園、無料(事前予約制)
フェンチャーチ・ストリート20番地の最上部、広がる輪郭から「ウォーキートーキー」の愛称で呼ばれるラファエル・ヴィニオリのタワーで、スカイ・ガーデンは、建物の構造フィンが支える大きなガラス屋根の下の最上部3層を占めます。2007年の公聴会で、タワーの高さの対価として約束されたこの庭園は、2015年1月に、ギレスピーズの植栽で開園しました。乾燥に強い地中海と南アフリカの植物、シダ、多肉植物が展望デッキをつなぐ斜面に植えられ、屋外テラス、2軒のレストラン、2軒のバーもあります。入場は無料ですが予約が必要で、開園時には多くの批判を浴びました。
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利用案内
- チケット
- 入場無料、要予約。チケットは毎週月曜の朝に3週間先の分まで発売され、現地で1時間有効です。収容人数に応じて、当日のウォークイン入場がわずかに可能な場合もありますが、保証はありません。
- 開館時間
- チケットをお持ちの方:平日は10:00~18:00、週末と祝日は11:00~21:00。12月25日は休業、12月24日は18:00に閉まります。一部の日(2026年11月16日、12月7日)はメンテナンスのため18:30に開きます。
- アクセス
- 入口はPhilpot Laneにあり、20 Fenchurch Streetの南西角です。モニュメント駅(地下鉄)が近く、タワー・ヒル駅、オルドゲート駅、バンク駅、マンション・ハウス駅は徒歩10分以内です。鉄道はフェンチャーチ・ストリート駅、キャノン・ストリート駅、ロンドン・ブリッジ駅、バスは40番が利用できます。
よくある質問
チケットの予約は必要ですか?
はい。入場は無料ですが、人数に限りがあります。チケットは毎週月曜の朝(祝日を除く)に3週間先の分が発売され、現地で1時間有効です。
子どもにもチケットは必要ですか?
はい、5歳を超える子どもには必要です。16歳未満は18歳以上の大人の同伴が必要で、大人1人につき子どもは最大3人までです。
レストランで食事をする場合もチケットは必要ですか?
Darwin BrasserieとFenchurch Restaurantでは不要で、予約だけで入れます(到着は最大30分前まで)。Larch Restaurantの予約には、庭園への入場は含まれません。
バリアフリーに対応していますか?
見学ルートには段差がなく、Philpot LaneとRood Laneからエレベーターがあります。空間は自然換気で、気温は屋外に近い温度です。
歴史
フェンチャーチ・ストリート20番地は、シティ・オブ・ロンドンにあります。ここにはかつて、1968年にランド・セキュリティーズ社のためにウィリアム・H・ロジャーズ(William H. Rogers)の設計で完成した、25階建て、高さ91 mの建物が立っていましたが、2008年に取り壊されました。2004年、ランド・セキュリティーズ社とカナリー・ウォーフ・グループは、ウルグアイ出身の建築家ラファエル・ヴィニオリ(Rafael Viñoly)に新しいタワーを依頼しました。当初は200 m近い高さで提案されましたが、文化遺産保護を理由とする反対を受けて低くされ、2006年に承認、2007年には公聴会が開発者に有利な結論を出して確定しました。最上部に計画された公共庭園は、許可を正当化した論拠の一つでした。
杭打ちは2009年1月に始まり、鉄骨は2012年12月に上棟し、建物は2014年8月に完成しました。最初のテナントは5月に入居していました。2013年の夏には有名な欠陥が露呈しました。ファサードが日光を通りに反射し、駐車中の車を傷めるほどの強さだったため、タワーは「ウォーキー・スコーチー(Walkie-Scorchie)」や「フライスクレーパー(Fryscraper)」という愛称を得て、2014年に恒久的な日除けが取り付けられました。
スカイ・ガーデンは2015年1月に開園しました。同じ年、タワーは英国最悪の建築に贈られるカーバンクル・カップを受賞し、批評家は、初期のビジュアライゼーションにあった全高の樹木ではなくシダと多肉植物が植えられ、厳しい入場規則もある庭園を、約束されたものに及ばないと見なしました。2017年7月、李錦記(Lee Kum Kee)グループがタワーを13億ポンドで購入しました。テラスは、王立美術委員会の元事務局長フランシス・ゴールディング(Francis Golding)にちなんで名づけられています。彼は2005年からこの計画に関わり、2007年の公聴会でこれを支持し、2013年11月に亡くなりました。


建築と構造
ヴィニオリのタワーは、超高層ビルの通常の体積を反転させています。地上階の面積を小さくし、上階ほどフロアプレートが大きくなるため、足元と最上部に公共空間が生まれ、愛称の由来にもなっています。高さ160 mの曲線を描く輪郭は、設計事務所の言葉でいえば、テムズ川に向かうイースタン・クラスターのタワー群が成す弧を完成させます。ウィキペディアは、3層の庭園を戴く37階と数え、設計事務所はオフィス32階、延床面積104,520 m²としています。Adamson Associates が実施設計の建築家、Halcrow Yolles が構造技術者でした。
庭園は35階から始まり、Designboom が大きなガラスのドームと表現するものの下にあります。タワーの構造フィン(深さ1.2 m)が屋外テラスをまたいで大きなポータルフレームを形づくり、囲いの上部と側面にガラスを架けています。北のファサードでは、上階のカーテンウォールがアーチ形の屋根のルーバーまで伸び、庭の全高にわたる高い都市の窓を作ります。東と西の立面は縦のルーバーが日陰をつくり、南側は外部から換気されます。バーと庭は外気温のまま自然換気で、暖房されているのは2軒のレストランだけです。屋外のフェンチャーチ・テラスからは、街を見渡せます。庭には直通エレベーター2基が通じています。BREEAM「Excellent」の評価を受けた建物は、燃料電池トリジェネレーション設備から300 kWを得ており、2015年の構造用鋼デザイン賞(Structural Steel Design Awards)で表彰されました。


植物コレクション
ランドスケープ事務所ギレスピーズ(Gillespies)が設計し、idverde が施工した植栽は、公式サイトによれば、ガラスの下で一年中育つよう選ばれた、乾燥に強い地中海と南アフリカの種を好みます。アフリカンリリー(Agapanthus)、シャグマユリ(Kniphofia)、ゴクラクチョウカ(Strelitzia reginae)、ハーブ類ではフレンチラベンダーなどです。ウィキペディアは全体を、シダと多肉植物が植えられ、展望デッキの間の3つの階層を上る斜面と表現しています。
スカイ・ガーデンは植物園ではなく、目録も公表していません。タワーの所有者は、園芸の慈善団体 Thrive と提携しています。ウィキペディアが引く批評家は、初期のビジュアライゼーションから期待されたよりも植生が乏しいと感じました。タワーの足元には、ギレスピーズが植栽のある広場と、ルード・レーンとフィルポット・レーンを結ぶ小さなポケットパークも設計しました。


見学案内
スカイ・ガーデンの入口は、シティの中心にある、タワーの南西の角のフィルポット・レーン側にあります。入場は無料ですが予約が必要です。チケットは毎週月曜に3週間先の分が出され、滞在は1時間です。2軒のレストランの利用客にチケットは不要で、10人を超えるグループはコミュニティ・デーにしか入れません。経路はバリアフリーです。屋外テラスは悪天候のときは予告なく閉鎖されることがあり、バーと庭は外気温のままです。北へ約1.3 kmのバービカン・コンサバトリー、1984年のもう一つのガラス張りの庭が、首都の温室を巡る一日を締めくくります。
51.51° N, 0.08° W
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