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テプリツェ植物園のトロピカーナ温室(スクレニーク・トロピカーナ)

テプリツェ、ウースチー州

テプリツェ植物園のトロピカーナ温室(スクレニーク・トロピカーナ), テプリツェ、ウースチー州
写真 : ŠJů ( cs:ŠJů ) — CC BY-SA 3.0

2026年10月時点で出典を確認済み

「チェコ最大級かつ最も高い展示温室の一つで、2,000万年前のテプリツェの景観も再現しています。」
年代
2004~2005年
様式
ガラス張りの3つの区画からなる現代的な展示温室
規模
2,400 m²(うち植栽面積2,100 m²)、展示温室は全体で約2,700 m²
状況
一般公開中

テプリツェ植物園は2002年に、かつて切り花を供給し、温泉町のヤシの越冬場所にもなっていた古い温室の跡地に創設されました。2007年5月1日に、2004~2005年に建てられた2,400 m²の展示温室を開館し、玄関ホールの奥で、乾生植物、熱帯、亜熱帯の区画をつないでいます。滝、高架の遊歩道、中新世の景観の復元が植物に添えられています。2021年に開館した高山植物温室では、ヨーロッパ最大とされる、チリの植物のコレクションの一部が見られます。

見学の計画

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詳細解説 読了目安:約1分

歴史

テプリツェ植物園が占める土地では、庭園が創設されるおよそ1世紀前から、すでに園芸が営まれていました。1904年の図面には市営苗圃(Stadtgärtnerei)と記されており、園はエドムント・クラリ=アルドリンゲン侯爵(Prince Edmund Clary-Aldringen)が創設にかかわった可能性に触れていますが、確定はしていません。当初の温室は温泉町のために切り花を育て、冬のあいだヤシを保護していました。

1970年代初めに、これらの温室は建て替えられました。担当したのは、1971年から施設を運営し、一般公開を実現させたマリエ・シュテルンタロヴァー(Marie Sternthalová、1948~2024年)です。1975年3月、施設は市の技術サービス部門の一部であるテプリツェ供給・収集庭園(Zásobní a sbírková zahrada)になりました。

2002年1月1日、市はこれを独立した植物園とし、ウースチー州で最初の植物園が誕生しました。引き継いだ株はおよそ2,000種でした。続いて建設計画が進みます。一般には公開しない1,750 m²の供給用温室は2003年12月に完成し、大きな展示温室は2004年の後半に着工して2005年12月に竣工、植栽の大半は2006年に行われ、2007年5月1日に正式にオープンしました。その後、2010年から2015年にかけてのチリへの遠征でコレクションが充実し、2018年から建設中だった高山植物温室は2021年6月15日に開館しました。2024年には、園は植物園保全国際機構(Botanic Gardens Conservation International、BGCI)の認定を受けました。

テプリツェ植物園のトロピカーナ温室(スクレニーク・トロピカーナ), テプリツェ、ウースチー州 — Teplice , Teplice District , Ústí nad Labem Region , the Czech Republic . Josefa Suka…
Teplice , Teplice District , Ústí nad Labem Region , the Czech Republic . Josefa Suka 1388, Botanical… · ŠJů ( cs:ŠJů ) — CC BY-SA 3.0
テプリツェ植物園のトロピカーナ温室(スクレニーク・トロピカーナ), テプリツェ、ウースチー州 — テプリツェ植物園のトロピカーナ温室(スクレニーク・トロピカーナ) — 2枚目
テプリツェ植物園のトロピカーナ温室(スクレニーク・トロピカーナ) — 2枚目 · ŠJů ( cs:ŠJů ) — CC BY-SA 3.0

建築と構造

トロピカーナは1棟の建物で、エントラーダ(Entrada)と呼ばれる玄関ホールの奥に、ガラス張りの3つの区画が順に並んでいます。面積は2,400 m²、うち2,100 m²が植栽されており、園はこれを国内でも最大級かつ最も高い展示温室のひとつと位置づけています。各区画は、広い意味での生息環境のまとまりを表しています。乾生植物温室は砂漠、半砂漠、サバンナ、乾燥熱帯林を表し、これに熱帯温室と、山地の雲霧林や温帯常緑林にあてられた亜熱帯温室が加わります。

内部は強い演出が施されています。熱帯の区画には滝と、旧熱帯区の部分にかかる高架の遊歩道があり、乾燥の区画にはメキシコのプエブロが、亜熱帯の区画には褐炭の生成過程の再現があって、2,000万年前、中新世のこの地方の景観を示しています。ホールには、ベトナムの鍾乳石、彫刻家ミラン・ジョフカ(Milan Žofka)の陶芸作品『嵐雲のなかの竜たち』、オーストラリアの鳥の鳥舎が展示されています。高山植物温室を加えると、展示用の温室は現在あわせて約2,700 m²になります。1,750 m²の供給用温室は、引き続き非公開です。

テプリツェ植物園のトロピカーナ温室(スクレニーク・トロピカーナ), テプリツェ、ウースチー州 — テプリツェ植物園のトロピカーナ温室(スクレニーク・トロピカーナ) — 3枚目
テプリツェ植物園のトロピカーナ温室(スクレニーク・トロピカーナ) — 3枚目 · ŠJů ( cs:ŠJů ) — CC BY-SA 3.0
テプリツェ植物園のトロピカーナ温室(スクレニーク・トロピカーナ), テプリツェ、ウースチー州 — Teplice , Teplice District , Ústí nad Labem Region , the Czech Republic . Josefa Suka…
Teplice , Teplice District , Ústí nad Labem Region , the Czech Republic . Josefa Suka 1388, Botanical… · ŠJů ( cs:ŠJů ) — CC BY-SA 3.0

植物コレクション

乾生植物温室には、中央アメリカと南アメリカ、アフリカ南部、マダガスカルの植物が、原産地ごとにまとめて集められています。サボテンは特にマミラリア属(Mammillaria)、エキノケレウス属(Echinocereus)、フェロカクタス属(Ferocactus)が代表しており、ほかの多肉植物や樹木、低木も並びます。熱帯の区画のパネルは、熱帯が地球の表面積の約2%にすぎないのに、現存するすべての生物種の最大で半数を擁していることを指摘しています。亜熱帯の区画には、雲霧林と温帯常緑林の植物が集められています。

園の特色はチリの植物相です。2010年から2015年の遠征で充実したこのコレクションは600種近くに達し、ヨーロッパ最大とされています。高山帯と、とりわけ南アメリカの植物に捧げられた高山植物温室では、このコレクションが中心に据えられています。

テプリツェ植物園のトロピカーナ温室(スクレニーク・トロピカーナ), テプリツェ、ウースチー州 — テプリツェ植物園のトロピカーナ温室(スクレニーク・トロピカーナ) — 5枚目
テプリツェ植物園のトロピカーナ温室(スクレニーク・トロピカーナ) — 5枚目 · ŠJů ( cs:ŠJů ) — CC BY-SA 3.0
テプリツェ植物園のトロピカーナ温室(スクレニーク・トロピカーナ), テプリツェ、ウースチー州 — テプリツェ植物園のトロピカーナ温室(スクレニーク・トロピカーナ) — 6枚目
テプリツェ植物園のトロピカーナ温室(スクレニーク・トロピカーナ) — 6枚目 · ŠJů ( cs:ŠJů ) — CC BY-SA 3.0

見学案内

園は温泉地のシャノフ地区にあり、ピーセチュニー・ヴルフの丘とヤナーチコヴィ・サディ公園の近くです。通年開いているトロピカーナが見学の中心で、ホールと4つの温室には1時間から1時間半を見ておくとよく、約1.5 haの屋外庭園も回るならもっと時間がかかります。庭園の小道にはテプリツェの古い舗石が敷かれ、小さな池もあります。寒い日には、熱帯と亜熱帯の区画を歩くと、外の季節との対比が鮮やかです。見学は、そのまま温泉町の公園の散策へと続けられます。

インタラクティブな地球儀で見る

50.64° N, 13.84° E

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出典 (5)

  1. botanickateplice.cz/sklenik-tropicana
  2. botanickateplice.cz/historie
  3. cs.wikipedia.org/wiki/Botanick%C3%A1_zahrada_Teplice
  4. cact.cz/noviny/2007/09/BZT.htm
  5. openstreetmap.org/way/123744478
見学の計画

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