トレグレハン・ガーデンのヴィクトリア朝のガラス温室群
トレグレハン、パー近郊、コーンウォール州

2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1845年
- 様式
- 壁に囲まれた庭の北の壁に沿って建つ、松材の骨組みでボイラー暖房の温室群
- 規模
- 長さ約60 m(庭園の沿革ページでは約50 m)
- 状況
- 季節営業(2026年10月28日まで水曜の午後。2027年の日程は未公表)
カーライオン家が1840年代に造り直した壁に囲まれた庭の北の壁に沿って、トレグレハンのガラス温室は約60 mにわたって延びています。骨組みは木目の細かい松材で、換気用の滑り上げ下げ窓と、2基のボイラーで賄う「湿式」の暖房システムを備えています。当初はブドウ、ラン、ツバキのための暖房付きのショーハウスとして使われ、1990年代初めに、屋根を含めてガラスの多くを取り替えて修復されました。現在は、霜よけだけを必要とする低木、果物、つる植物が収められています。
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歴史
カーライオン家は1565年からトレグレハンに住んでいます。現在の邸宅は1680年に着工され、庭園の沿革のページによれば、ジョージ・ウィットウィック(George Wightwick)の設計で古典様式に改築され、1842年に完成しました。壁に囲まれた庭とそのガラス温室は、エドワード・カーライオン(Edward Carlyon)が主導した同じ改造事業の一部です。年代については資料が食い違っています。沿革のページは、壁に囲まれた庭の再建と、約50 mの大きな温室群の建設を1844年としています。ガラス温室を扱うページは1845年、約60 mとしています。パークス・アンド・ガーデンズUKが再掲する公園・庭園登録簿の要約は、壁を1844年とし(日付の入った石がこれを裏づけています)、ガラス温室群を1846年としています。同じ登録簿は、菜園が1839年の十分の一税地図に載っている、より小さな壁に囲まれた庭に取って代わったもので、1840年代のウィリアム・ネスフィールド(William Nesfield)の計画の一部だった可能性があると付け加えています。
このガラス温室は、最初はブドウ、ラン、ツバキのための暖房付きのショーハウスでした。遊園は第二次世界大戦中に荒れ、登録簿によれば、整理と再生が始まったのは1970年代半ばになってからでした。1987年から、ニュージーランドから戻ったジリアン・カーライオン(Gillian Carlyon)の従兄弟が、領地の修復に取りかかりました。傷んでいて築150年ほどと説明されたガラス温室群は、1990年代初めに修理されました。ガラスの屋根は復元され、木製の窓枠の多くが作り直されましたが、主要な梁と内部の仕切りは良好な状態のままでした。
建築と構造
公園・庭園登録簿は、邸宅の北東約50 mにある、ほぼ正方形の壁に囲まれた庭を、石の笠を載せた高さ約3 mの煉瓦の壁が囲んでいると説明しています。十字形の砂利の小道が、円形の池と、ネスフィールドの作とされる19世紀半ばのイルカが絡み合う噴水の周りで交わります。
北の壁の内側の面に沿って、装飾的な意匠の木骨のガラス温室群が建っています。中央にはブドウ温室があり、木性シダを植えた円形の花壇を覆っています。その両側には、つる植物を這わせた開放的なロッジアがあり、さらにその先には、温帯の植物のための片流れの温室が続きます。庭園によれば、温室群全体の長さは約60 mで、壁に囲まれた庭をどの側からも見下ろす存在です。木目の細かい松材で造られ、換気のための滑り上げ下げ窓と、2基のボイラーによる「湿式」の暖房システムを備えています。庭園は、これをイギリスに今も残る、この時代とこの大きさの建造物のごく数少ないものの一つと見ています。壁の北側には、さらにガラス温室とボシーがあり、いまは苗木の繁殖に使われています。
植物コレクション
当初はブドウ、ラン、ツバキのための暖房付きのショーハウスだった温室群には、いま、古いボイラーの熱を使わずに、霜よけがいくらか必要な低木、果物、つる植物が収められています。登録簿は、中央のブドウ温室の下の木性シダと、両側のロッジアのつる植物に触れています。
庭園のそのほかの部分は、生きた植物コレクションをなしており、庭園のページはそのまとまりを挙げています。ウコギ科、ツバキ、マグノリア、シャクナゲ、ニュージーランドと南半球の植物、そして樹木です。ヒストリック・ハウシズによれば、150本を超える木がイギリスのチャンピオン・ツリーの地位に達しており、庭園のデータベースには8,000を超える登録個体が記録されています。1960年から1987年まで、ジリアン・カーライオンがここでツバキの育種計画を指揮し、20を超える交配種がRHSに登録されました。2026年9月、庭園の苗圃では、庭の植物から育てた Brassaiopsis と Schefflera が展示されていました。
見学案内
ガラス温室は壁に囲まれた庭にあり、登録簿によれば邸宅の北東です。庭園によれば、温室は、壁に囲まれた庭や敷地の上半分と同じく、勾配を整えた小道で車いすでも行けます。そのほかの場所には、でこぼこした土手や急な落ち込みがあり、頑丈な履物が勧められ、犬は庭園に入れません。
2026年の庭園は、3月15日から5月31日まで週に4日、その後は10月28日まで水曜の午後に開いています。ほかの日は予約により可能で、2027年の暦は公表されていません。エデン・プロジェクトは直線距離で約1.4 km、ロスト・ガーデンズ・オブ・ヘリガンは約9 kmで、どちらもこのカタログに載っています。
50.35° N, 4.74° W
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