サー・ジョゼフ・バンクス温室(ウーロンゴン植物園)
ニューサウスウェールズ州ウーロンゴン、キーラヴィル
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2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1968~1970年
- 建築家
- 不詳(ウーロンゴン市議会が建設)
- 様式
- 2つの気候区画に分けられた切妻屋根の温室
- 状況
- 一般公開中
1968年に助成金の助けを得てウーロンゴン市議会が建てたこの温室は、キャプテン・クックのオーストラリア上陸200周年を記念して1970年に開館し、植物学者ジョゼフ・バンクスにちなんで名づけられました。1954年にシドニー・ホスキンスが土地を寄贈したことから生まれた植物園の北東部にあります。サボテンなどの多肉植物のための乾燥区画と、熱帯植物のための湿潤区画に分かれ、キアマの愛好家が40年かけて集めた1,000株を超えるハオルチア属のコレクションも、入れ替えながら展示されています。
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歴史
このガラス温室は、贈り物から始まった庭園に属しています。1954年、シドニー・ホスキンズ(Sidney Hoskins)は、植物園をつくるためという条件で、ウーロンゴン市議会に46エーカーの土地を寄贈しました。同じ年に、自身の邸宅グレニファー・ブレー(Gleniffer Brae)を、シドニー英国国教会女子グラマー・スクール(Sydney Church of England Girls Grammar School)に売却しています。植栽が始まったのは1964年で、庭園の最初の庭師がアザレア園をつくり、1966年に市議会はクラトロー・コテージ(Cratloe cottage)を取得しました。これが現在はディスカバリー・センターになっています。
1968年、市議会はガラス温室のための補助金を得て、同じ年にサー・ジョゼフ・バンクス温室を建て、庭園がオーストラリアで最も有名な植物学者と呼ぶ人物の名をつけました。建物は、クック船長のオーストラリア上陸200周年を記念して、1970年に開館しました。庭園そのものは1970年9月に正式に一般公開され、最初の年に約6,000人の来園者を集めました。
1975年、市議会はグレニファー・ブレーを学校から買い戻し、敷地を広げることができました。庭園には現在、年間約500,000人が訪れ、ガラス温室は主な見どころのひとつであり続けています。遺産関連の催しの背景にもなりました。2018年のヘリテージ・ウィーク中には、歴史家で俳優の人物がバンクスを演じて衣装ツアーで庭園をめぐり、地元紙が役柄のままの彼に会ったのも、このガラス温室でした。
建築と構造
参照した資料は、建物の設計についてほとんど述べていません。建築家も施工者の名も挙げず、寸法も示さず、ガラス温室を1968年の補助金でまかなわれた市議会の事業としてのみ紹介しています。OpenStreetMap は、航空写真から地図化して、庭園の北東部にある切妻屋根のガラス建築として記録しています。
内部の構成のほうが、よく記録されています。温室は2つの気候区画に分かれ、乾燥した区画はサボテンなどの多肉植物のため、湿潤な区画は熱帯植物のためです。この区分によって、ひとつの構造物で、湿潤熱帯と世界の乾燥地域の両方を見せることができます。建物はまた、ハオルチアのコレクションが輪番で展示される場所でもあり、標本は一定の間隔で入れ替えられます。屋外では、庭園の露地のコレクションが、同じ二重のテーマをさらに先へ進め、多肉植物の区画と、イラワラ、亜熱帯、乾燥、外来のいくつかの熱帯雨林の植栽があります。
植物コレクション
庭園によれば、ガラス温室には、湿潤熱帯、砂漠、その他の温暖な地域の植物が集められています。一方に熱帯と乾燥熱帯の種、他方にサボテンを含む世界の乾燥地帯の多肉植物があります。
目玉はハオルチア・コレクションです。キアマの収集家レオ・ケイディ(Leo Cady)が40年以上かけて築いたもので、1,000株を超え、100年以上を経たものもあります。ケイディは、この個人コレクションを、ウーロンゴン植物園友の会と提携して植物園に引き渡しました。コレクションはサー・ジョゼフ・バンクス温室で輪番で展示されます。展示される標本は定期的に入れ替えられるので、訪れるたびに展示が異なります。
見学案内
ガラス温室はウーロンゴン植物園の北東部、キーラ山の麓のキーラヴィルにあり、敷地の散策に無理なく組み込めます。庭園にはほかにも、バラ園、ハーブ園、林の庭、アザレアの土手、いくつかの熱帯雨林の区画、オータム湖(Autumn Lake)に注ぐ小川があり、川崎市との姉妹都市関係のしるしとして贈られた日本風の木橋もあります。シドニー・ホスキンズのかつての邸宅グレニファー・ブレーは敷地内にあって催しに使われ、ウーロンゴン音楽院(Wollongong Conservatorium of Music)も同じ敷地を共有しています。ハオルチアの展示は輪番制なので、再訪すれば別の植物に出会えます。
34.41° S, 150.88° E
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出典 (7)
- wollongongbotanicgarden.com.au/collections/sir-joseph-banks-glasshouse
- wollongongbotanicgarden.com.au/collections/sir-joseph-banks-glasshouse/haworthia-collectio
- illawarramercury.com.au/story/3778145/wollongong-botanic-garden-growing-with-the-times/
- en.wikipedia.org/wiki/Wollongong_Botanic_Garden
- illawarramercury.com.au/story/5367585/wollongongs-sir-joseph-banks-not-much-like-his-names
- weekendnotes.com/wollongong-botanic-gardens/
- openstreetmap.org/way/74116611
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