🇮🇹イタリア·季節限定で公開

メゾコスモ(チョウの家)、サレント自然史博物館

プーリア州カリメーラ(レッチェ県)

メゾコスモ(チョウの家)、サレント自然史博物館, プーリア州カリメーラ(レッチェ県)
写真 : Bultro — CC BY-SA 4.0

2026年9月時点で出典を確認済み

「サレント半島のホルムオークの林の中に、地下水で冷やされる630 m²の熱帯雨林があります。」
年代
2018
様式
ポリカーボネートの屋根をもつ、現代的な双子スパンの温室
規模
630 m²(35 × 19 m、高さ6 m)
状況
4月から10月まで一般公開

サレントのカリメーラ郊外で、ナトゥラリア協同組合が運営する自然史博物館は、2018年に、熱帯雨林を中規模に再現したメゾコスモを開設しました。EUの2007~2013年の欧州地域開発基金(ERDF)と協同組合自身の資金で整えられた630 m²(35 × 19 m、高さ6 m)のこの双子スパンの温室は、人工雨と地下水による冷却で、高温多湿に保たれています。熱帯のチョウ、昆虫、甲殻類、魚が、生物的防除でバランスを保つ生態系を成し、4月から10月まで見学できます。

見学の計画

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詳細解説 読了目安:約1分

歴史

サレント自然史博物館は、1982年にレッチェ県のカリメーラの町外れに、当初は展示と教育の場として創設されました。1996年にはナトゥラリア協同組合(Naturalia)が運営と管理を引き継ぎ、研究センターに改めました。博物館は、傷ついたり、押収されたり、絶滅の危機にあったりして、自力では生きられなくなった野生動物のための保護センターも運営しています。

メゾコスモは、ナトゥラリアの発案から生まれました。ERDFの2007~2013年の地域事業計画のもと、2012年3月に始まった博物館の整備を図る措置4.2.1によって建設され、協同組合の民間資金が加わっています。2018年9月4日付の地元記事が、一般公開を伝えています。2020年の記事は、この温室とそのチョウの家、近くの小さなプラネタリウムをすでに紹介しており、2023年4月にはサレントの報道が、見学が4月2日の日曜日から再開されると伝えました。博物館は、これを南イタリアで唯一の種類のもの、ヨーロッパ最大級のチョウの家のひとつと位置づけており、メゾコスモは、展示、教育、そして生態学、行動学、生理学の研究に役立てられています。

建築と構造

メゾコスモは、長さ35 m、幅19 m、高さ6 mの双子スパンの温室で、来館者に開かれている面積は630 m²です(2020年の記事では600 m²)。ポリカーボネートの屋根は、南からの日射のおよそ30%をろ過し、北のイトスギと南のポプラの列が温室を守っています。内部には植木鉢も縁取りのある花壇もなく、植物は地面に直接育っています。来館者はU字形の小道をたどりますが、これは、草本植物が間から伸びる芝のグリッドの上に敷かれています。

気候は高温多湿で、博物館によれば昼は27~30 °C、夜は24 °C(2018年の記事では26~27 °C)、相対湿度は80%を超えます。灌漑網が熱帯の雨を再現し、深さ1 mの排水層が15,000リットルの貯水槽に水を送り、再生可能エネルギーで動く強制通風の冷却システムが、地下深くの地下水の低い温度を利用して、2つのスパンの過熱を防いでいます。

メゾコスモ(チョウの家)、サレント自然史博物館, プーリア州カリメーラ(レッチェ県) — Interno del Mesocosmo, serra tropicale del Museo di Storia Naturale del Salento a…
Interno del Mesocosmo, serra tropicale del Museo di Storia Naturale del Salento a Calimera (LE) · Bultro — CC BY-SA 4.0
メゾコスモ(チョウの家)、サレント自然史博物館, プーリア州カリメーラ(レッチェ県) — メゾコスモ(チョウの家)、サレント自然史博物館 — 2枚目
メゾコスモ(チョウの家)、サレント自然史博物館 — 2枚目 · Bultro — CC BY-SA 4.0

植物コレクション

熱帯雨林が選ばれたのは、博物館の言葉を借りれば、それが地球でもっとも危機にさらされた環境だからです。植物は、参照した資料に名前は挙がっていませんが、系統分類上の価値、保全上の価値、経済的価値、食料としての価値から選ばれ、成長の速い先駆種も一定の割合を占めています。熱帯のチョウは、持続可能な方法で採集する専門の農場から来ており、博物館によれば、それが熱帯地域のエコロジカルな経済を支えています。2023年の報道は、エキゾチックな鳥にも触れています。

温室は生態系として機能しています。ミミズ、コオロギ、ナナフシ、甲虫、ヤスデが有機物を分解し、カマキリや淡水のカニも暮らしています。アブラムシはテントウムシ類(Adalia bipunctata、Cryptolaemus montrouzieri)とクサカゲロウ類(Chrysoperla carnea)に、蚊はカダヤシ(Gambusia affinis)とグッピー(Poecilia reticulata)などの魚に抑えられています。

メゾコスモ(チョウの家)、サレント自然史博物館, プーリア州カリメーラ(レッチェ県) — メゾコスモ(チョウの家)、サレント自然史博物館 — 3枚目
メゾコスモ(チョウの家)、サレント自然史博物館 — 3枚目 · Bultro — CC BY-SA 4.0
メゾコスモ(チョウの家)、サレント自然史博物館, プーリア州カリメーラ(レッチェ県) — メゾコスモ(チョウの家)、サレント自然史博物館 — 4枚目
メゾコスモ(チョウの家)、サレント自然史博物館 — 4枚目 · Bultro — CC BY-SA 4.0

見学案内

メゾコスモが開くのは、博物館のカレンダーに従って、4月から10月までだけで、専門のガイドとともに見学できます。博物館の敷地内にあり、かつてのカリメーラの炭焼きたちを思わせるセイヨウヒイラギガシの森に囲まれています。

見学は、博物館の天文学、鉱物学、古生物学、古人類学、昆虫学、貝類学、海洋生物学、剥製の展示室、そして小さなプラネタリウムへと続きます。蒸し暑い温室からセイヨウヒイラギガシの木陰に出る体験は、再現された熱帯の森とサレントの風景のあいだにあるこの場所を、そのまま表しています。

インタラクティブな地球儀で見る

40.25° N, 18.30° E

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出典 (4)

  1. msns.it/butterfly-house/
  2. portadimare.it/news/spettacolo-cultura/20066-il-mesocosmo-la-foresta-pluviale-a-portata-di
  3. spazioapertosalento.it/news/museo-di-storia-naturale-di-calimera-apre-il-mesocosmo/
  4. sapereambiente.it/museo-di-storia-naturale-di-calimera-divulgazione-didattica-e-ricerca-al
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