ピープルズ・パレスとウィンターガーデン
グラスゴー・グリーン、グラスゴー、スコットランド

2026年9月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1898年
- 建築家
- アレクサンダー・B・マクドナルド(グラスゴー市技師)
- 様式
- フランス・ルネサンス後期様式の宮殿。ヴィクトリア朝の鉄とガラスのウィンターガーデン
- 規模
- ウィンターガーデンは約17,000平方フィート(約1,600 m²)
- 状況
- ウィンターガーデンは2018年末から閉鎖中。修復を計画
グラスゴー・グリーンのピープルズ・パレスは、1898年1月22日にローズベリー卿によって開館し、グラスゴーのイースト・エンドの文化センターとして構想されました。市の技師アレクサンダー・B・マクドナルドが設計した赤い砂岩の建物の背後には、宮殿そのものの4倍の広さを持つヴィクトリア朝の温室があり、鉄とガラスの湾曲した屋根の下で熱帯植物を育てていました。カテゴリーAに指定されていますが、構造上の安全性の理由から2018年末から閉鎖されており、2027年の再開を目指す3,590万ポンドの修復は、いまも資金次第です。
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歴史
ピープルズ・パレス(People's Palace)は、19世紀末の「人民の宮殿」という考え方を映しています。ロンドンのミル・エンド・ロード(Mile End Road)にあった施設と共鳴し、ジョン・ラスキン(John Ruskin)やウィリアム・モリス(William Morris)の思想にも通じるものです。人口が過密で不衛生なグラスゴーのイースト・エンドのために構想されました。建設は資料によって1893年または1894年から1898年にかけて行われ、資金の一部は、グラスゴー・グリーンの地下にトンネルを通す許可と引き換えに、カレドニアン鉄道が支払った18,000ポンドでした。ローズベリー卿(Lord Rosebery)は1898年1月22日に開館し、人民に「永久に」開かれると宣言しました。
宮殿は1940年代から社会史の博物館になっています。ウィンターガーデンのガラスの張り替えを含む修復が、1998年の100周年にあわせて行われましたが、ウィキペディアによれば、その改修は2018年までにやり直しが必要になりました。ガラスがシーリング材で骨組みに取り付けられていたからです。ウィンターガーデンは2018年末に閉鎖され、博物館は安全上の理由から2019年1月に閉鎖されたのち、6月に再開しました。敷地全体について3,590万ポンドの計画が定められ、ナショナル・ロッタリー・ヘリテージ基金に資金の申請が出されており、結果は2026年秋に出る見込みです。


建築と構造
1890年から1914年までグラスゴーの市技師を務めたアレクサンダー・B・マクドナルド(Alexander B. McDonald)が、宮殿とガラス温室の両方を設計しました。ロカーブリッグス(Locharbriggs)産の赤い砂岩でできた宮殿は、フランス・ルネサンス後期様式の翻案で、ウィリアム・ケロック・ブラウン(William Kellock Brown)による彫刻は、芸術、科学、造船、産業、進歩を表しています。裏手にあるウィンターガーデンは、本館の4倍の大きさで、約17,000平方フィートあり、外周近くの鋳鉄の柱に支えられた、鋼とガラスの湾曲した屋根を持ち、二つの浅い袖廊が横の入口をなしています。
ガラスは、シーリング材で骨組みに取り付けられています。宮殿のドームの下には、1987年にケン・カリー(Ken Currie)がグラスゴーの労働者階級の歴史を描いたパネルがあります。ウィンターガーデンはカテゴリーAに指定されています。


植物コレクション
閉鎖される前、ガラス温室には、カフェの周りに熱帯植物があり、ときには非常に大きなものもありました。2018~19年に閉鎖されたとき、貴重な植物はほかの場所に移されたと伝えられていますが、友の会は、長い閉鎖の間に、温室の植物は最終的に処分されたとしています。資料は特定の種の名を挙げていません。将来の植栽は、ガラス、暖房、用途とともに、修復計画の未決定の事項の一つです。
屋外には、1888年の国際博覧会のあとにヘンリー・ドルトン(Henry Doulton)が寄贈したドルトン噴水(Doulton Fountain)があり、世界最大のテラコッタの噴水とされています。高さは約46フィートで、基部の直径は70フィートあり、宮殿の前に移されたのち、2004~05年に修復されました。


見学案内
ピープルズ・パレスは、公共の公園であるグラスゴー・グリーンの北東側にあります。1750年から現在までのグラスゴーの社会史にあてられた博物館が主な見どころで、これに対して、ガラス温室は閉鎖されたままで、再開は確実ではありません。入口の前にあるドルトン噴水もすぐ近くで、公園の散歩で見学を締めくくることもできます。発表されている再開(2027年を目標)は、まだ確定していない資金次第なので、出かける前に現地の状況を確かめておくのが賢明です。
55.85° N, 4.24° W
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出典 (7)
- en.wikipedia.org/wiki/People's_Palace,_Glasgow
- victorianweb.org/art/architecture/glasgow/1.html
- friendsofppwggg.org.uk/
- geograph.org.uk/article/Winter-Gardens-Around-Glasgow
- parkheadhistory.com/surrounding-areas/calton/the-peoples-palace-and-winter-gardens/
- undiscoveredscotland.co.uk/glasgow/peoplespalace/index.html
- commonwealthwalkway.info/place/the-peoples-palace-winter-garden/
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