🇬🇧イギリス·一般公開

グラスゴー植物園のメイン・レンジ温室群

スコットランドのグラスゴー

グラスゴー植物園のメイン・レンジ温室群, スコットランドのグラスゴー
写真 : Alex Liivet — CC0

2026年10月時点で出典を確認済み

「11の温室区画が一列に並び、世界でも有数の広範なベゴニアのコレクションを収めています。」
年代
1883~1884年
様式
ガラス、シーダー材、鋳鉄によるヴィクトリア朝の温室群で、中央と両端にパビリオンを持つ
規模
11区画、約1,670 m²(18,000平方フィート)
状況
一般公開中

キブル・パレスの西に1884年に開館し、指定登録では1883年とされるグラスゴー植物園のメイン温室群は、約18,000平方フィートに及ぶ左右対称の11の区画からなります。長い正面は中央と両端の高いパビリオンが特徴で、ガラス、シーダー材、鋳鉄の構造は切石積みの基礎の上に立ち、木部の大半は1993年にブロンズ色のアルミニウムに替えられました。ヤシ、経済植物、シダ、多肉植物、ラン、ベゴニアが、温室群に沿って順に並びます。

見学の計画

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詳細解説 読了目安:約1分

歴史

グラスゴーの植物園は1817年に始まります。ダルベスのトマス・ホプカーク(Thomas Hopkirk of Dalbeth)とジェームズ・ジェフレー(James Jeffray)教授が創設したグラスゴー王立植物協会(Royal Botanic Institution of Glasgow)が、ソーキーホール通り(Sauchiehall Street)近くのサンディフォードに約3 haの土地を整えたのです。庭園はその後ウェスト・エンドのケルヴィン川のほとりに移り、1842年に現在の場所で開園しました。

長い温室の列であるメイン・レンジは、指定記録では1883年の建設とされ、1884年に開業しました。庭園の大きな円形温室であるキブル・パレスの西側に位置します。『スコットランド庭園・造園景観インベントリー』(Scotland's Inventory of Gardens and Designed Landscapes)によれば、温室の再建は王立植物協会の負債を大きく膨らませ、グラスゴー市当局が1887年に庭園を引き継ぎました。市の公園に組み入れられたのは1891年とする資料もあります。

温室は1970年12月15日に、庭園建造物群の一部としてカテゴリーBに指定され、1987年7月28日には同じカテゴリーで単独の指定を受けました。指定記録によれば、温室は当初の設計に沿って大規模に修復されています。列の背面は煉瓦の基礎の上に建て直され、1993年にはシーダー材の大半がブロンズ色のアルミニウムに替えられました。

グラスゴー植物園のメイン・レンジ温室群, スコットランドのグラスゴー — Kibble - the greenhouse Scottie
Kibble - the greenhouse Scottie · Richard Sutcliffe — CC BY-SA 2.0
グラスゴー植物園のメイン・レンジ温室群, スコットランドのグラスゴー — Pom-pom flower in the Palm House - I don't know the real name, but I love their fluffiness
Pom-pom flower in the Palm House - I don't know the real name, but I love their fluffiness · Caitriana Nicholson — CC BY-SA 2.0

建築と構造

メイン・レンジは左右対称の11の区画を連ね、合計でおよそ18,000平方フィート、約1,670 m²を占めます。庭園側から見ると長い左右対称の正面を見せ、中央と両端にはより高いパビリオンが置かれています。中央のパビリオンにはパームハウスが入っています。

構造はガラス、シーダー材、鋳鉄を組み合わせたもので、切石積みの基礎の上に建っており、背面は煉瓦の基礎の上にあります。内部では鋳鉄の柱が構造を支え、その一部は鋳鉄製のらせん階段も支えています。1993年にはシーダー材の大半がブロンズ色のアルミニウムに替えられました。

各区画はそれぞれ独自の気候をもっています。わずか数段の階段が、乾燥したサボテン室と、湿潤な熱帯シダ室を隔てています。メイン・レンジは、庭園の大きな円形温室であるキブル・パレスの西に位置します。

グラスゴー植物園のメイン・レンジ温室群, スコットランドのグラスゴー — Glasgow
Glasgow · Alex Liivet — CC0

植物コレクション

温室で最も注目すべきコレクションは、ベゴニアとランです。世界でも有数の規模といわれるベゴニアのコレクションは、主に原種からなり、1880年代以前に導入されたもの(冬咲きの多くの品種の親となった Begonia socotrana など)から、ボルネオ産の Begonia chlorosticta のような最近の発見まで幅広く揃っています。インベントリーが国際的に重要と評価するランには、Dendrobium nobile の交配種や Paphiopedilum の種が含まれます。庭園はデンドロビウム、ベゴニア、木生シダのナショナル・コレクションを保有しており、このうち木生シダはキブル・パレスで展示されています。

そのほかの区画は、中央のパームハウスを囲んで、温帯と熱帯の有用植物、多肉植物、熱帯のシダ、熱帯の花、水生植物にあてられています。インベントリーはまた、国際的に名高いコケシノブ類のコレクションにも触れています。

見学案内

メイン・レンジは、ウェスト・エンドのグレート・ウェスタン・ロード(Great Western Road)沿いにあるグラスゴー植物園の中にあり、キブル・パレスの西側です。見学ガイドは、11の区画を歩いて見て回るのに、たっぷり30分はみておくよう勧めています。ランは冬が盛りなので、12月と1月が訪れるのに向いています。見学は、木生シダのナショナル・コレクション、食虫植物、彫刻、錦鯉の池があるキブル・パレスや、ケルヴィン川沿いの庭園の散策と組み合わせられます。

インタラクティブな地球儀で見る

55.88° N, 4.29° W

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出典 (6)

  1. glasgowbotanicgardens.com/the-gardens/
  2. portal.historicenvironment.scot/designation/GDL00190
  3. britishlistedbuildings.co.uk/200374929-glasshouses-botanic-gardens-703-great-western-road-
  4. en.wikipedia.org/wiki/Glasgow_Botanic_Gardens
  5. tripscot.co.uk/gardens/botanic-gardens-glasgow
  6. glasgowtourism.org/glasgow-botanic-gardens/
見学の計画

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