🇮🇹イタリア·一般公開

モデナ植物園のセッレ・ドゥカーリ(公爵の温室)

モデナ、エミリア=ロマーニャ

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「1758年に創設されたモデナ植物園にある、1836年に完成し2025年まで修復が続いた、公爵家の2つの大温室です。」
年代
1836年
様式
古典様式の冬用温室。植物標本館の建物でつながれている
規模
庭園の温室全体で約300 m²(英語版ウィキペディアによる)
状況
6年以上の工事を経て、2025年5月30日の再開から一般公開

1758年にフランチェスコ3世・デステ公が創設した植物園の中心にある、1836年に完成した2つの大きなセッレ・ドゥカーリは、鉢植えの外来植物を冬の間守るために建てられました。のちに、博物館と植物標本館として構想された建物でつながれました。現在は多肉植物の区画と、パラグアイオニバスなどが育つ高温多湿の区画として整えられ、6年以上にわたる工事で修復されて、2025年5月30日の庭園の再開をもって完了しました。1980年代の多肉植物温室と、1994年の半地下のセレッタが全体を完成させています。

見学の計画

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詳細解説 読了目安:約1分

歴史

モデナの植物園は、1758年にフランチェスコ3世・デステ公(Francesco III d'Este)によって創設されました。公は公爵庭園の一部を、薬用植物の栽培にあてています。1772年に大学の管理に移り、以後も公爵庭園の中にあって、現在は大学を象徴する場所の一つです。

旅行や国際交流が盛んになり、異国の植物への関心が高まるにつれて、庭園には越冬用の施設が加わりました。1836年には2棟の大きなセッレ・ドゥカーリが完成し、のちに、博物館兼植物標本館とすることを意図した建物でつながれました。この棟は現在、庭園の歴史的なコレクション、すなわち植物標本、木材コレクション(xiloteca)、果実コレクション(carpoteca)を収めています。英語版ウィキペディアは、これを庭園で最も重要な建物と説明しています。読んだ資料には建築家の名は挙がっていません。

20世紀には、1980年代半ばに建てられた多肉植物温室と、1994年に入口近くに造られた、高温多湿の気候の異国の植物のための半地下の小温室(セッレッタ)が加わりました。6年以上閉鎖されていたこの建物群は、地震復興のための州の資金、大学の資金、歴史的公園・庭園のための国家復興計画(PNRR)によって修復され、報道によればその費用は約72万ユーロでした。庭園は2025年5月30日に再開しました。

建築と構造

セッレ・ドゥカーリは、19世紀の古典的な温室建築に属します。当時の収集の考え方に従い、寒い季節のあいだ多数の鉢植えを収めるために設計されました。文化遺産のサイトは、これを18世紀末に整備された左右対称のパルテールの前に位置づけています。2つのガラス張りの棟が、当初は博物館兼植物標本館として計画された中央の建物でつながれています。

2025年に完了した修復は、温室のガラス、外周の壁、木製の骨組み、ガラス板に及びました。報道は、ヴォールトの補強、基礎の補強、新しい電気・安全設備にも触れています。歴史的なパルテールは、深井戸から水を引く点滴灌漑の設備とともに修復され、中央の池も復元されました。

この歴史的な棟のそばには、1980年代の多肉植物温室と、入口近くにある1994年の半地下のセッレッタが並んでいます。英語版ウィキペディアによれば、庭園の温室は合わせて300 m²です。セッレ・ドゥカーリ自体の寸法は、参照した資料には見当たりません。

植物コレクション

セッレ・ドゥカーリは現在、2つのゾーンに分かれています。一つは多肉植物のため、もう一つは高温多湿で、Victoria cruziana などの熱帯の種を育てています。参照した文化遺産のサイトによれば、Victoria cruziana は葉の幅が約1 mある巨大なスイレンです。1994年のセッレッタには食虫植物、シダ、ランが集められ、1980年代半ばの多肉植物温室は多肉植物にあてられています。

屋外では、約1 haの庭園の教育用パルテールに約700種が育ち、その中にはアイリスが100品種以上あります。また、モンタニョーラには約200本の木本植物からなる樹木園があり、樹齢約150年のテレビンノキ(Pistacia terebinthus)が挙げられています。英語版ウィキペディアは庭園全体で約1,400種としていますが、2025年の報道は、修復後に500種を超えると伝えています。

見学案内

庭園はモデナのカドゥーティ・イン・ゲッラ大通り(viale Caduti in Guerra)にあり、1 ha近い広さです。公爵の温室は、噴水のある池を含む、左右対称の18世紀のパルテールの前に建っています。モンタニョーラには樹木園があります。

パルテール、公爵の温室、セッレッタには1時間ほどを見込むとよいでしょう。庭園は6年以上の閉鎖を経て2025年5月に再開したばかりなので、訪れる前に入場方法を確かめておくと安心です。パルテールのアイリスは春が見ごろで、温室は一年を通して見学できます。

インタラクティブな地球儀で見る

44.65° N, 10.93° E

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出典 (4)

  1. ortobot.unimore.it/storia/
  2. luoghi.italianbotanicalheritage.com/en/orto-botanico-delluniversita-di-modena-e-reggio-emi
  3. ilrestodelcarlino.it/modena/cronaca/unimore-loasi-urbana-riapre-lorto-e018298d
  4. en.wikipedia.org/wiki/Orto_Botanico_dell%27Universit%C3%A0_di_Modena_e_Reggio_Emilia
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