板橋区立熱帯環境植物館(グリーンドームねったいかん)
東京都板橋区
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2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1994
- 様式
- ガラスのドームを戴く、3層構成の博物館型温室
- 規模
- 約3,000 m²(うち植栽面積1,000 m²)
- 状況
- 一般公開中(2021年4月に工事を終えて再開)
東京北部の板橋区が1994年9月に開館したこの「博物館型植物園」は、愛称をグリーンドームねったいかんといい、隣接する焼却施設の廃熱を利用して東南アジアの熱帯雨林を再現しています。3つのフロアにわたって、来館者はマングローブから低地林、マレー風の村の景観へと進み、冷房を効かせた部屋では高地の雲霧林を体験できます。地下には小さな水族館もあります。展示されている植物はおよそ700種です。
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歴史
グリーンドームねったいかんは、板橋区立熱帯環境植物館の愛称で、1994年(平成6年)9月に、東京北西部の板橋区高島平に開館しました。当初から省エネルギー型の施設として設計されました。板橋清掃工場の隣に建ち、その余熱を利用して熱帯の温度を保っています。
建物は区の所有で、区は2005年から指定管理者に運営を委ねています。現在は「ねったいかんパートナーズ」という共同事業体が運営しており、造園会社の西武造園が代表を務め、八景島シーパラダイスを運営する横浜八景島が加わっています。造園会社と水族館運営会社の組み合わせは、植物と魚を合わせて見せる見学コースにも表れています。
施設は2020年9月に改修のため休館し、2021年4月20日に再開しました。調べた資料のどれにも、1994年の建物の建築家の名前は出ていません。
建築と構造
建物の面積は約3,000 m²で、そのうち約1,000 m²が植栽面積です。地下から2階まで、全体が吹き抜けの一つの大きな空間を中心に配置され、ガラスのドームが屋根を架けて自然光を取り込んでいます。このドームが、「グリーンドーム」という愛称の由来です。
配置は、海から山へと続く生態学的な断面にならっています。1階には温室本体があり、潮間帯、低地熱帯林、村の景観という三つの植生ゾーンに分かれています。2階では冷房を効かせた部屋が、熱帯の高地にある雲霧林を再現しており、そこには温室を見下ろす読書コーナーもあります。地下には小さな水族館があり、海水、汽水、淡水の生息環境を扱っています。マングローブのゾーンでは、公共水族館並みの規模のガラス張りの大水槽が、水面下まで植栽の情景を続けています。
植物コレクション
植物館には、約700種、2,000個体の植物があります。潮間帯にはマングローブとニッパヤシが集まり、うっそうとした低地林には、大木、木材を産するフタバガキ類、ストラングラーフィグがあります。村の景観は、ニッパヤシで屋根を葺いたマレー風の家を中心に、熱帯の果樹や有用植物に囲まれて作られています。
涼しい雲霧林の部屋には、ツツジ類、ラン、ウツボカズラがあります。地下のミニ水族館には、主に東南アジアの約150種、魚などの生き物2,500匹が展示されており、日本語版ウィキペディアは、世界最大の淡水エイを飼育していると記しています。企画展示室と、熱帯雨林の生態系についての常設展示が、見学を締めくくります。
見学案内
温室は東京北西部の高島平にあり、熱を供給する清掃工場の隣です。地下から雲霧林まで順路をすべてたどるには、1時間から1時間半あれば足り、大きなマングローブの水槽で立ち止まる時間もとれます。
プログラムには、押し花教室などのワークショップ、講演、テーマ展があり、テーマ展にはボルネオの文化に焦点を当てたものもあります。カフェの Café Clea は、週末のみアジア風の料理を出しています。寒い日には、東京の冬と、館内の湿った空気との対比がとりわけ印象的です。
35.79° N, 139.66° E
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