クランバー・パーク菜園のグラスハウス
クランバー・パーク、ワークソップ近郊(ノッティンガムシャー)

2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1910
- 建築家
- ジェームズ・グレイ(園芸建築業者)
- 様式
- ドームのあるヤシ温室を備えた、木とガラスの細長い菜園の温室列
- 規模
- 長さ約137 m(451フィート)、12区画
- 状況
- 一般公開中(ナショナル・トラスト)
ニューカッスル公爵家の旧居であるクランバー・パークの18世紀の壁に囲まれた菜園の北壁に沿って建つこの長さ137 mの温室は、第7代公爵のために1910年に完成し、設計と施工は園芸建築業者ジェームズ・グレイによるとされています。12の区画に分かれ、大きな温室、ガラスのクーポラを頂くヤシ温室、ブドウ、イチジク、モモの区画を組み合わせています。1970年代までに荒廃し、ナショナル・トラストによって段階的に修復され、2023~2024年には中央部と東翼が補修されました。
アフィリエイトリンクです。Verrière 経由で予約すると、追加料金なしで、当サイトの調査費用の一部になります。
歴史
ワークソップに近いクランバー・パークは、ニューカッスル公爵を継いだペラム=クリントン家(Pelham-Clinton)の居館でした。クリケット場の東に設けられた壁に囲まれた菜園は、指定の説明文によれば18世紀後半のものです。この説明文には、1897年に北壁に寄せてヤシ温室が加えられ、その両側にブドウ温室が並んでいたと記されています。ナショナル・トラストによれば、大温室は第7代公爵が設置して1910年に完成し、設計と施工は園芸建築業者のジェームズ・グレイ(James Gray)によるとされています。
第7代公爵は1928年に亡くなりました。相続税のために館は閉鎖され、1938年に取り壊されます。ナショナル・トラストは1946年にこの領地を購入しました。定期的な手入れが途絶えた温室は、1970年代には荒廃しており、それを元の姿に戻すのに、トラストは数十年を要しました。
最新の修復は2023年8月に始まり、6か月続きました。対象は、木材の腐朽とガラスの破損で傷んだ中央部と東翼です。工事はニューアーク=オン=トレントのジェリコ・ジョイナリー(Jericho Joinery)が行い、費用は支援者が遺言で残した寄付でまかなわれました。力点は取り替えより修理に置かれ、2024年には全体が再び来園者に完全公開されました。


建築と構造
温室は、菜園を囲む高さ4 mのレンガ壁(笠石は石造)に沿って、約137 m(451フィート)にわたって続きます。ウィキペディアは140 mとしており、ナショナル・トラストは、一定の歩調で端から端まで歩くのに約1分半かかると見積もっています。12の区画に分かれ、中央に大きな温室、ヤシ温室、そして一連の栽培用ベイがあります。指定の説明文によれば、ヤシ温室は半八角形の平面で、低いレンガ壁から立ち上がり、ガラス張りのクーポラを頂き、両側に片流れのブドウ温室が付いています。
骨組みは木造です。2023~2024年の修復では、建具職人たちが、当初の構造をできるだけ残すために、継ぎ足しと樹脂による広範な補修に頼りました。屋根のガラス800枚以上が取り外されて清掃され、可能なものは再利用されました。石積みは補修されて目地が詰め直され、壁は石灰塗りにされ、雨樋類は直されました。温室はかつて、地元産の石炭を焚く床下の暖房装置で暖められており、これによってエキゾチックな植物を一年じゅう育てることができました。菜園の壁、門、ヤシ温室、ブドウ温室とともに、グレードIIに指定されています。


植物コレクション
中央の大きな温室では、一年を通して変わる季節の展示が行われ、ヤシ温室にはエキゾチックな趣向の植栽がされています。ウィキペディアは、そこにある Butia capitata のヤシと、ペラルゴニウムを挙げています。ほかの区画は、建物本来の生産という目的を守っており、ブドウ、イチジク、モモを育て、庭園のチームは、ガラス室でのブドウ栽培のような伝統的な技術を受け継いでいます。
温室の列には、道具とブドウ温室の小さな博物館、ドライフラワーの展示に使われるリンゴ貯蔵庫、乾燥室、昔の庭師たちの休憩室もあります。周囲の菜園には2つのナショナルコレクションがあり、ルバーブは130品種以上、リンゴは100以上で、「Sisson's Worksop Newton」などを含みます。さらに、ヘリテージ・シード・ライブラリー(Heritage Seed Library)のために、伝統品種の野菜を育てています。


見学案内
温室は、ワークソップの近くでナショナル・トラストが運営する1,537 haの公園の中、クリケット場の東にある1.6 haの壁に囲まれた菜園の、北壁に沿っています。温室の列を端から端まで歩き、庭師たちが作業する姿をよく見られる現役のポッティングシェッドをのぞき、菜園の花壇を散策するには、1時間あれば足ります。春は見どころの多い時期で、2024年4月には、領地でルバーブ週間が開かれ、続いて果樹園の花を祝う週が設けられました。見学は、1938年に取り壊されるまで公爵の館が建っていた公園全体へと広げることができます。
53.27° N, 1.06° W
この温室の良い写真をお持ちですか? このページ用に提案する →
出典 (6)
- nationaltrust.org.uk/visit/nottinghamshire-lincolnshire/clumber-park/the-walled-kitchen-ga
- marketingnottingham.uk/clumber-park-celebrates-as-the-restoration-of-the-walled-kitchen-ga
- uk.news.yahoo.com/clumber-parks-walled-kitchen-garden-091012048.html
- en.wikipedia.org/wiki/Clumber_Park
- en.wikipedia.org/wiki/Listed_buildings_in_Clumber_and_Hardwick
- hbgtp.org.uk/?gardens=clumber-park
アフィリエイトリンクです。Verrière 経由で予約すると、追加料金なしで、当サイトの調査費用の一部になります。