🇬🇧イギリス·一般公開

パームハウス(バタフライ・ハウス)、ウィリアムソン・パーク

ランカシャー州ランカスター

パームハウス(バタフライ・ハウス)、ウィリアムソン・パーク, ランカシャー州ランカスター
写真 : Barbara Carr — CC BY-SA 2.0

2026年10月時点で出典を確認済み

「アシュトン卿の出資でアシュトン記念堂の向かいに建てられたエドワード朝のパームハウスは、現在、熱帯のバタフライ・ハウスになっています。」
年代
1909年頃
建築家
ベルチャー&ジョース
様式
エドワード朝の古典様式のガラス温室:煉瓦、トスカーナ式円柱、寄棟のガラス屋根
状況
一般公開中(バタフライ・ハウス)

このガラス温室は、アシュトン卿が1904年に費用負担を申し出たウィリアムソン・パークの改良事業の一つでした。1909年頃にベルチャー&ジョースが設計し、同じ年に開館したアシュトン記念堂の入口に面しています。砂岩の基壇の上に煉瓦で造られ、トスカーナ式円柱6本の半円形のポーチと、凸状の寄棟のガラス屋根を備え、1949年に火災で被害を受けて1985年頃に修復されました。グレードIIに指定され、現在は熱帯のバタフライ・ハウスとして、小さな生きもの(ミニビースト)のエリア、鳥の囲い、小型哺乳類とともに使われています。

見学の計画

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詳細解説 読了目安:約1分

歴史

ウィリアムソン・パークは、ランカスターを見下ろす丘の旧ムーア(荒れ地)にあり、市内の建物の大半に石材を供給した採石場の跡が点在しています。1870年代から、ジェームズ・ウィリアムソン・シニア(James Williamson senior)は、設計者のJ・マクリーン(J. Maclean)に敷地を整備させました。息子のジェームズ・ウィリアムソン(James Williamson)、のちのアシュトン卿がその事業を引き継ぎ、1881年に10,000ポンドの基金を添えて公園をランカスター市当局に譲りました。

アシュトン卿が費用を負担すると申し出たことで、1904年に新たな改良工事が始まりました。その目玉が、アシュトン卿の二番目の妻を記念するアシュトン・メモリアルで、ジョン・ベルチャー卿(Sir John Belcher)の設計により1907~1909年に建てられました。パームハウスは1909年頃にベルチャーとジョース(Joass)の設計で建てられ、記念碑の東約40 mに、その入口と向かい合うように置かれました。

この温室は1949年に火災で被害を受けました。1985年頃に修復され、現在はバタフライ・ハウスとして使われています。建物は1970年2月18日からグレードIIに指定されており、公園はイングランド歴史公園・庭園登録簿に「アシュトン・メモリアル・ガーデンズおよびウィリアムソン・パーク」として登録されています。

パームハウス(バタフライ・ハウス)、ウィリアムソン・パーク, ランカシャー州ランカスター — The Palm House and Mosaic
The Palm House and Mosaic · Kevin Waterhouse — CC BY-SA 2.0
パームハウス(バタフライ・ハウス)、ウィリアムソン・パーク, ランカシャー州ランカスター — Butterfly House, Williamson Park
Butterfly House, Williamson Park · Stephen Armstrong — CC BY-SA 2.0

建築と構造

温室は長方形の平面で、凸状に膨らんだ寄棟のガラス屋根が架かっています。煉瓦造で、砂岩の基壇の上に建ち、ガラス桟は木と金属でできており、円柱とエンタブラチュアは木材と塗装された漆喰を組み合わせています。

左右対称の西正面は、粗面積みの煉瓦の端柱に挟まれています。中央にはトスカナ式円柱6本の半円形のポーチが開き、その両側には同様の円柱で区切られた3つのベイが並んで、ガラス桟のある窓が入っています。その上にはドーリス式のエンタブラチュアが走り、円柱ごとに壺が載っています。屋階には、各ベイにピラスター(付け柱)の間に円形のガラス窓があり、中央にはディオクレティアヌス窓があります。

軸線上の正面壁には、背の高いガラス張りの開口が3つあります。幅の広い中央の開口には両開きの扉が収まり、弓形のペディメントの下に前方へ張り出しています。西へ約40 mの場所にはアシュトン・メモリアルがそびえています。ポートランド石で建てられた高さ約50 mのバロック建築で、設計はジョン・ベルチャー卿です。

植物コレクション

修復以来、かつてのパームハウスは熱帯のバタフライ・ハウスになっており、異国の蝶が鳥たちと空間を分け合っています。施設の紹介で取り上げられている種には、ブルー・モルフォ、エメラルド・スワローテイル、そして擬態で目をあざむくフクロウチョウがあります。

建物には小さな動物園が併設されています。小さな生き物のコーナー、鳥の囲い、小型哺乳類のコーナーがあり、ミーアキャットやマーモセットなどがいます。ビジット・ランカシャー(Visit Lancashire)が新たに改装されたと紹介するこのバタフライ・ハウスには、学校の引率見学が数多く訪れ、一般向けには飼育員と話せる催しも開かれています。

見学案内

バタフライ・ハウスはウィリアムソン・パークの頂上、ランカスターを見下ろす丘の上にあり、アシュトン・メモリアルから約40 mの距離です。見学は記念碑と組み合わせるのが自然で、記念碑にはウィリアムソン・ギャラリーがあり、フィルド海岸やレイク・ディストリクト(湖水地方)まで見渡せます。旧採石場に整備された公園には、森の散策路、遊び場、カフェ、ショップがあり、年間を通じてコンサート、展覧会、ガイド付きウォーキング、デュークス劇場(Dukes Theatre)の野外公演が開かれます。

インタラクティブな地球儀で見る

54.05° N, 2.78° W

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出典 (6)

  1. lancaster.gov.uk/sites/williamson-park/butterfly-house
  2. britishlistedbuildings.co.uk/101195061-the-palm-house-lancaster-john-ogaunt-ward
  3. parksandgardens.org/places/ashton-memorial-gardens-and-williamson-park
  4. visitlancashire.com/things-to-do/williamson-park-ashton-memorial-and-butterfly-house-p8301
  5. ccguk.org/article/1398/Buildings-of-Distinction-The-Butterfly-House
  6. en.wikipedia.org/wiki/Williamson_Park
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