ダラム大学植物園の温室群
ダラム、ダラム州(イングランド)
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2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1970年代
- 様式
- 1970年代の研究用温室が展示用に転用された温室。熱帯温室のガラスは2024年にポリカーボネートに交換
- 状況
- 大学の植物園とともに一般公開中
ダラム南端にある大学の植物園には、庭が現在の場所に落ち着いた1970年代に建てられた温室群があり、当初は研究用と繁殖用の温室でした。現在は、バナナ、サトウキビ、コーヒー、ジャイアントバンブーの上にボタンで人工の雨が降る熱帯温室と、南北アメリカ、アフリカ、マダガスカルの乾燥地の植物を集めたサボテン室があり、大きな水槽にはサソリとタランチュラもいます。2024年10月、大学は、熱帯温室とラン用ユニットのガラスをポリカーボネートの板に取り替えると発表しました。
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歴史
ダラム大学の植物園は1925年に始まり、理科の実験棟の敷地が実験庭園として整えられました。建物が増えるにつれ、大学は1969年に、邪魔されずに発展できる場所へ移すことを決めました。1970年から、市の南端のホリングサイド・レーンにあり、当時は教育と研究のために植物学科の管轄でした。
同学科が発行した案内書は、大学が1970年代初めのものとしていますが、新しい庭の工事が1971年に始まったと述べています。それは「新しい温室群」を主に研究用とし、大学の造園のための樹木や低木を育てる繁殖設備を備えるものとして説明し、のちにさらに温室を建てたいという希望を述べ、その中には熱帯雨林の生態系とアリゾナのサボテンの砂漠が含まれていました。また、その段階では一般の人々の訪問を促すのは適切でないと判断しています。
その後、温室は用途を変えました。大学によると、研究は専用の栽培室へ移って温室の利用は減り、来訪者が増えるにつれ、研究用の区画が転用されました。現在のコンサバトリーと、活動の場であるグラスルーム(Glassroom)はそこから生まれ、最初の植栽はサボテン室と熱帯温室に残っています。1988年7月1日に総長のマーゴ・フォンテイン(Margot Fonteyn)が開いたビジター・センターは、当時の年間6,000人の来訪者に応えるものでしたが、庭は今では80,000人以上を迎えています。2024年10月、大学は、安全上の理由から熱帯温室とラン用ユニットのガラスをポリカーボネートの板に取り替えていると発表し、工事の間、温室は閉鎖されたままでした。参照した資料は、再開の日付も施工者の名も示していません。


建築と構造
温室群は、ビジター・センターの近くにある一つの複合施設で、車椅子で利用でき、熱帯温室、サボテン室、コンサバトリー、グラスルームを集めています。大学は「ラン用ユニット」(Orchid unit)にも言及していますが、それが別の建物かどうかは述べていません。OpenStreetMap の主棟の輪郭は約35×13 mの長方形で、地上面積は約460 m²です。これは目安の数値で、大学は公表していません。1970年代の案内書で「新しい温室群」を図示した絵には、いくつもの切妻が隣り合うガラス張りの構造が描かれ、Geograph の来訪者の写真にはガラスの屋根が写っています。
内部は気候ごとに構成されています。熱帯温室は、ボタンを押すと雨が降り、熱帯雨林の暖かく湿った空気を再現し、サボテン室は砂漠の乾燥した明るい環境を再現します。2022年の訪問記は、乾燥、熱帯、地中海の三つのゾーンに分かれた一つの大きな建物を描き、別の来訪者は、温室が冬に暖房されていると記しています。大きな水槽には昆虫とクモ類が収められ、暖かい温室の一つには錦鯉の池があります。
もとのガラスについては、資料に記述がありません。記録されているのは、大学が2024年10月に熱帯温室とラン用ユニットのガラスをポリカーボネートに取り替えると発表したことだけで、ほかの区画のガラスは記録されていません。

植物コレクション
大学によると、熱帯温室にはバナナ、サトウキビ、コーヒー、ジャイアントバンブー、着生ランとブロメリアがあり、つる植物としては「ダッチマンズ・パイプ」(Dutchman's Pipe)などがあります。サボテン室には、ブラジル、メキシコ、ボリビア、ペルー、アフリカ、マダガスカル産のウチワサボテン、タルサボテン、アロエ、アガベ、ほかの多肉植物があります。
訪問記事は、ピッチャー・プラントとモウセンゴケを含む食虫植物、オジギソウ、2023年に開花の年齢に近づいていると庭が述べたショクダイオオコンニャク、さらに密輸業者から税関が没収したランを加えています。別の記述は、スパニッシュ・モス、ブロメリアの一種、実をつけたモンステラに触れています。水槽には、熱帯の甲虫とヤスデ、砂漠のサソリ、そして目玉であるタランチュラがいて、園の人が特別なイベントのときに取り出します。2023年に庭は、珍しい蝶を引き寄せるため、温室に餌となる植物と食草を植える計画を立てましたが、事業は当時まだ初期段階でした。
見学案内
温室はビジター・センターのそばの、周遊路の出発点にあります。『フォレストリー・ジャーナル』(Forestry Journal)の来訪者は、番号を振った地図を、温室から順にたどりました。子ども向けのクイズ・トレイルも温室の芝生から始まります。大学は、車椅子で利用できると述べ、温室には独自の開館時間を設けています。訪れる前に確認してください。冬に暖房が入るので、雪の日の避難場所にもなります。
段差を避ける推奨ルートは、約1時間かかります。近くには、プリンス・ビショップス・ガーデン(Prince Bishops' Garden)の池、ミレニアム・バグ(Millennium Bug)、2023年の記事によると5月が見頃のサクラ友好庭園(Sakura Friendship Garden)、向かいのホーガル(Houghall)のブルーベルの森があります。東洋博物館(Oriental Museum)は徒歩10分です。Wikipedia によると、2014年にニューカッスル大学のムーアバンク庭園が閉鎖されて以来、ここがイングランド北東部で唯一の植物園です。
54.76° N, 1.57° W
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出典 (9)
- durham.ac.uk/things-to-do/venues/botanic-garden/whats-here/glasshouses/
- durham.ac.uk/things-to-do/venues/botanic-garden/whats-here/history-of-the-garden/
- durham.ac.uk/things-to-do/media/things-to-do/botanic-garden/whats-here/history-of-the-gard
- durham.ac.uk/things-to-do/venues/botanic-garden/whats-here/tropical-bugs-and-insects/
- x.com/DUThingsToDo/status/1844727697064214621
- en.wikipedia.org/wiki/Durham_University_Botanic_Garden
- forestryjournal.co.uk/features/forestry-journal-features/24317935.durham-university-explor
- rootsplants.co.uk/blogs/features/durham-botanic-garden
- mandycanudigit.com/2022/05/11/durham-university-botanic-garden-day-trip/
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