プシェレヴィツェ庭園のオランジェリー(Oranżeria w Przelewicach)
西ポモージェ県プシェレヴィツェ
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2026年9月時点で出典を確認済み
- 年代
- 2010~2011年
- 建築家
- パトリツヤ・トカルスカ(インテリアデザイン)
- 様式
- 火災で焼け落ちた農場の納屋を、屋根の3分の2をガラスにしたオランジェリーに改装
- 状況
- 一般公開中
プシェレヴィツェの領地の自家農場にあった、1997年に焼け落ちた元の納屋の壁の内側に2010~2011年に造られたこのオランジェリーは、2011年4月12日に地中海の植物のコレクションとともに開館しました。屋根の3分の2はガラス張りで、残りは瓦をそのまま残しているので建物の輪郭は変わっておらず、この改修は2012年にポーランド全国の文化遺産コンクール「Zabytek Zadbany」で表彰されました。地方政府が庭園を引き継いだのちに改修され、現在は熱帯ゾーン、多肉植物、昆虫、チョウの家があります。
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歴史
西ポモージェのプシェレヴィツェの領地は、1805年に、アウグスト・ハインリヒ・フォン・ボルクシュテーデ(August Heinrich von Borgstede)の依頼により、A. W. ヒルデブラント(A. W. Hildebrand)の設計で宮殿と風景式庭園を備えました。1821年にはプロイセン王子アウグスト(August)が取得し、1922年にはベルリンの実業家コンラート・フォン・ボルジッヒ(Conrad von Borsig)が土地を買い取りました。ボルジッヒは1933年から1938年にかけて、庭園を500種を超える樹木園へと変えています。1945年以降、庭園はいくつかの公的な管理者を経て、プシェレヴィツェの自治体が引き継ぎました(庭園の説明では1993年、ポーランド語版ウィキペディアでは1994年)。
オランジェリーは廃墟から生まれました。領地の自家農場にあった納屋は1997年の火災で焼け、壁だけが残っていました。この納屋を改装する計画は2005年から準備され、EUの資金を得るため、「農村の再生と発展」プログラムに基づいて2006年に書類にまとめられました。工事は2010年秋に始まり、費用は624,000ズウォティで、そのうち自治体が270,000ズウォティを負担しました。内装はパトリツヤ・トカルスカ(Patrycja Tokarska)が手がけています。オランジェリーは2011年4月12日に、ギリシャの自然をテーマにした展覧会とともに開館し、2012年には、この改修が「Zabytek Zadbany」コンクールの、転用された歴史的建造物の部門で表彰されました。
2020~2021年には、西ポモージェ県の地方政府が庭園を引き継ぎ、文化施設「Ogrody Przelewice」を設立しました。欧州連合と県が資金を出した、8,000万ズウォティ近い事業によって、宮殿、邸館、穀物倉、そしてオランジェリーが改修され、オランジェリーの内部にはチョウの家が設けられました。新しい施設は2024年4月に来園者へ公開されています。
建築と構造
施工者は、新しい温室を建てるのではなく、納屋の面影を残す道を選びました。外壁と内壁の立面は補修され、コーニス(軒蛇腹)と切妻壁の一部は再建され、窓枠は作り直され、もとの開口部は出入口として再利用されています。最も大きな手が入ったのは屋根で、表面の3分の2はガラス張りですが、残りの3分の1は伝統的な粘土瓦のままです。屋根の勾配は保たれたので、外から見ると、建物は今も中庭に並ぶ農場の建物のひとつに見えます。
2021年以降に始まった改修では、事務室、展示室、設備室を整えるとともに、気候、日照、換気を制御する設備を取り付けることが計画されました。上階には現在、巨石をテーマにした小さな野外博物館風の展示があり、人物像や道具を添えて再現した新石器時代の小屋が置かれています。これは、地域の「巨石の道――時の門」の立ち寄り先のひとつです。
植物コレクション
2011年の開館時、オランジェリーには200種類を超える地中海の植物が展示されていました。ピスタチオ、アカンサス、ゲッケイジュ、常緑のカシ、オリーブ、ツバキ、ザクロ、イタリアカサマツ、バラなどです。空間は、オリーブ畑、トスカーナの風景、イタリアの街路、菜園とハーブ園、池、バラのからまる東屋を思わせるものでした。
改修後は、展示の重点が移りました。熱帯のゾーンには、ラン、シダ、柑橘類、バナナ、ヤシが集められ、地中海の庭園とは目と鼻の先にあります。ほかの区画は、遠い時代の樹木として紹介されるナンヨウスギ類などの標本、ストレリチア、南アフリカの植物相を表す球根植物、そして多肉植物とサボテンにあてられています。教育用のコーナーではナナフシ、バッタ、菌類を栽培するアリ、ハナムグリ、ヤスデ、コオロギを見ることができ、チョウの家では、世界のいくつかの地域に由来する熱帯産の数十種が自由に飛び回っています。
見学案内
オランジェリーは、宮殿の隣にある領地のかつての自家農場に建ち、30 haを超える樹木園の端に位置します。県の説明によれば、この樹木園には樹木、低木、草本植物約2,000種があります。天候が悪い日の避難場所になり、どの季節にも向いています。運営側は2024年に、庭園を通年で開園すると発表しました。温室に加えて、日本庭園、草地、庭園に埋葬されているコンラート・フォン・ボルジッヒが植えた樹木のコレクションも回るなら、少なくとも半日は見ておきましょう。上階の巨石の展示は、この地域の先史時代の遺跡へと訪問をつなげてくれます。
53.10° N, 15.08° E
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出典 (6)
- ogrodprzelewice.pl/ogrod/oranzeria/
- ogrodprzelewice.pl/ogrod/historia-ogrodu/
- pl.wikipedia.org/wiki/Oran%C5%BCeria_w_Przelewicach
- pyrzyce.pl/asp/otwarcie-oranzerii-w-przelewicach,10,artykul,1,2339
- radioszczecin.pl/1,470505,nowe-atrakcje-ogrodu-w-przelewicach-wideo-zdjeci
- wzp.pl/kultura-i-turystyka/kultura/instytucje-kultury/ogrody-przelewice-zachodniopomorskie
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